北村誠吾地方創生相は27日、報道各社のインタビューで「地方創生の意識や取り組みは確実に根付いている。この前の風台風で無残にもひっくり返るような根の張り方ではない」と述べた。今月9日に首都圏を直撃した台風15号により、千葉県では大規模停電のほか1万7千棟を超える住宅で一部損壊の被害が出る中、台風を例えに用いた受け答えは批判が出そうだ。
発言は「地方創生という言葉は下火になっている。改めてどう取り組むのか」との質問に対する答えで出た。北村氏は全国で地方創生推進交付金が活用されている点を挙げ、「下火になって静かになったのではなく、むしろ根が伸びて深く広く生えたと考えている」とも語った。(野平悠一)
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