「脂身」「配送遅れ」クレーム
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20191008/5050008223.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
宮崎県美郷町のふるさと納税の返礼品として贈られていた和牛について、
SNSに「ほとんど脂身でひどい」という投稿があり、自治体が謝罪などの対応を行っていますが、
鹿児島県いちき串木野市の返礼品の和牛をめぐっても脂身の多さなどを指摘するクレームが寄せられ、
市と返礼品を発送した会社が謝罪などの対応を行っていたことがわかりました。
いちき串木野市によりますと、去年8月にふるさと納税の寄付金1万円に対する返礼品として
鹿児島市の食肉販売会社の和牛をインターネットに掲載したところ注文が殺到しました。
注文は約2万件にのぼり、これらの和牛はことし初めまでにすべて発送されました。
その後、市に対し、「配送が遅い」「脂身が多い」というクレームがおよそ100件寄せられたということです。
こうしたクレームに対し、市とこの会社は謝罪した上で、明らかに脂身が多いと
判断したケースについては商品を送り直して対応したということです。
また、市は去年11月の時点でこの会社の受注が間に合わないと判断して、
この会社の和牛の取り扱いをやめています。
食肉販売会社の専務は「想定を超える受注の多さに対応することができず、発送が遅れてしまった。
肉の品質を守っていた認識はあるが、検品に漏れがあった」とコメントしています。
いちき串木野市食のまち推進課の馬場裕之課長は
「事業者と連携を密に取り合って、返礼品の品質管理と受注する数量の管理を徹底し、
このようなことが起きないように努めたい」としています。
10/08 13:12