https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191018/k10012137791000.html
“間一髪” 深い眠りで氾濫気付かず 親戚からの電話で避難
2019年10月18日 14時29分台風19号
千曲川の堤防が決壊し、大規模な浸水被害を受けた長野市の穂保地区では、眠っていて氾濫に気付かず、親戚からの電話で間一髪、避難できた男性がいました。
尾崎和美さん(68)は、台風が長野県に接近した今月12日の夜は、一人で自宅で過ごし、夕食後に持病の腰痛を和らげる薬を飲みました。
この薬には、眠くさせる作用もあって尾崎さんは自宅の1階で深い眠りにつき、千曲川の水位が上昇したことを知らせるエリアメールや防災無線に気付きませんでした。
そんな尾崎さんを救ったのは、近所に住む叔母からの電話でした。
叔母は、すでに川の氾濫が始まっていた午前1時半ごろ、避難所に尾崎さんの姿がないことに気付き、心配して電話を掛けてきたのです。
そこで目が覚めた尾崎さんは、急いで自宅を出て無事、高台の避難所までたどりつきました。
尾崎さんは避難するまで自宅の1階で寝ていましたが、今回の水害で自宅は、1階部分の床上1メートルの高さまで水につかったということです。
尾崎さんは「叔母からの電話がもう少し遅ければ川の氾濫に気付かずに死んでいたかもしれません。人とのつながりで救われ、感謝しています」と話していました。
“間一髪” 深い眠りで氾濫気付かず 親戚からの電話で避難
2019年10月18日 14時29分台風19号
千曲川の堤防が決壊し、大規模な浸水被害を受けた長野市の穂保地区では、眠っていて氾濫に気付かず、親戚からの電話で間一髪、避難できた男性がいました。
尾崎和美さん(68)は、台風が長野県に接近した今月12日の夜は、一人で自宅で過ごし、夕食後に持病の腰痛を和らげる薬を飲みました。
この薬には、眠くさせる作用もあって尾崎さんは自宅の1階で深い眠りにつき、千曲川の水位が上昇したことを知らせるエリアメールや防災無線に気付きませんでした。
そんな尾崎さんを救ったのは、近所に住む叔母からの電話でした。
叔母は、すでに川の氾濫が始まっていた午前1時半ごろ、避難所に尾崎さんの姿がないことに気付き、心配して電話を掛けてきたのです。
そこで目が覚めた尾崎さんは、急いで自宅を出て無事、高台の避難所までたどりつきました。
尾崎さんは避難するまで自宅の1階で寝ていましたが、今回の水害で自宅は、1階部分の床上1メートルの高さまで水につかったということです。
尾崎さんは「叔母からの電話がもう少し遅ければ川の氾濫に気付かずに死んでいたかもしれません。人とのつながりで救われ、感謝しています」と話していました。