NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号で亡くなった人は全国で84人となり、9人が行方不明となっています。
亡くなった人は、福島県で30人、宮城県で19人、神奈川県で14人、栃木県と群馬県でそれぞれ4人、長野県で3人、岩手県、茨城県、埼玉県でそれぞれ2人、東京都、千葉県、静岡県、兵庫県でそれぞれ1人となっています。
また、行方不明となっている人は神奈川県でそれぞれ3人、長野県で2人、宮城県、福島県、茨城県、静岡県でそれぞれ1人となっています。
堤防決壊は71河川135か所
国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、20日午前11時の時点で、7つの県の合わせて71河川、135か所となっています。
国が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、7つの河川の12か所です。
県が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、67の河川の123か所です。
このうち新たに堤防の決壊が確認されたのは、
▽内川の宮城県丸森町愛宕田で3か所、
▽五福谷川の宮城県丸森町上林西で1か所、
▽黒川の栃木県壬生町上稲葉で1か所です。
このほか、川の水が堤防を越える「越水」などで氾濫が発生した河川も、16都県の、延べ271河川にのぼっています。
決壊の情報は、国土交通省のホームページの「災害・防災情報」でも確認することができます。
2019年10月23日 15時12分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012131581000.html?utm_int=news_contents_news-main_007