2019/10/24 14:00
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/553635/
福岡市早良区百道の交差点付近で6月、車6台が絡み9人が死傷した多重事故で、福岡県警は、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで、
逆走しながら猛スピードで交差点に突っ込んだ乗用車を運転し死亡した同区の男性=当時(81)=を容疑者死亡のまま、近く書類送検する方針を固めた。
捜査関係者への取材で24日、分かった。
捜査関係者によると、周辺の防犯カメラや、事故に関係した車のドライブレコーダーを解析し、
乗用車が時速100キロ超で交差点に進入したとみられることが判明した。
乗用車のブレーキ痕はなかったという。
事故は6月4日午後7時ごろに発生。
乗用車は県道を交差点方向に走行中、前方を走る車に追突し、直後に対向車線にはみ出して約700メートル逆走した。
その後、車4台とぶつかりながら、交差点に突っ込んだ。
男性と助手席の妻=当時(76)=が死亡、関係車両に乗っていた10〜50代の男女6人と歩行者の男性1人が重軽傷を負った。
これまでの捜査で乗用車の不具合や、事故原因につながる男性の持病や異変はなかった。
アルコールの影響もなかった。
県警は、詳しい事故原因や乗用車の速度を調べるため、外部の機関にも協力を依頼。
その結果、男性が一度もブレーキを踏まず、制限速度50キロの県道を100キロ超で走行し、事故を起こした疑いが強まったという。
乗用車は2000年製造で、ドライブレコーダーやハンドルの操作状況を記録するイベントドライブレコーダー(EDR)は搭載されていなかった。
男性は昨年夏に免許を更新し、今年4月に車検も済ませていた。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/553635/
福岡市早良区百道の交差点付近で6月、車6台が絡み9人が死傷した多重事故で、福岡県警は、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで、
逆走しながら猛スピードで交差点に突っ込んだ乗用車を運転し死亡した同区の男性=当時(81)=を容疑者死亡のまま、近く書類送検する方針を固めた。
捜査関係者への取材で24日、分かった。
捜査関係者によると、周辺の防犯カメラや、事故に関係した車のドライブレコーダーを解析し、
乗用車が時速100キロ超で交差点に進入したとみられることが判明した。
乗用車のブレーキ痕はなかったという。
事故は6月4日午後7時ごろに発生。
乗用車は県道を交差点方向に走行中、前方を走る車に追突し、直後に対向車線にはみ出して約700メートル逆走した。
その後、車4台とぶつかりながら、交差点に突っ込んだ。
男性と助手席の妻=当時(76)=が死亡、関係車両に乗っていた10〜50代の男女6人と歩行者の男性1人が重軽傷を負った。
これまでの捜査で乗用車の不具合や、事故原因につながる男性の持病や異変はなかった。
アルコールの影響もなかった。
県警は、詳しい事故原因や乗用車の速度を調べるため、外部の機関にも協力を依頼。
その結果、男性が一度もブレーキを踏まず、制限速度50キロの県道を100キロ超で走行し、事故を起こした疑いが強まったという。
乗用車は2000年製造で、ドライブレコーダーやハンドルの操作状況を記録するイベントドライブレコーダー(EDR)は搭載されていなかった。
男性は昨年夏に免許を更新し、今年4月に車検も済ませていた。