https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191204/k10012201151000.html
トランプ大統領 中国との貿易交渉「期限は設けない」
2019年12月4日 5時47分トランプ大統領
アメリカのトランプ大統領は早期の合意に意欲を示してきた中国との貿易交渉について「期限は設けない」と発言し、協議が長引く可能性を示唆しました。アメリカ側は今月15日までに合意に至らなければ追加の関税を発動するとして中国に譲歩を迫っているとみられますが、香港の問題も加わり、交渉の行方は不透明な情勢になっています。
トランプ大統領は中国との貿易交渉をめぐって第1段階の合意に強い意欲を示してきましたが、3日、訪問先のロンドンで「交渉の期限は設けない。来年の大統領選挙まで待つのも良い」と述べ、交渉が長引く可能性を示唆しました。
両者の間では、中国が求める関税の一部撤廃をめぐって意見の食い違いがあることに加え、トランプ大統領が「香港人権法」を成立させたことに対して中国政府が対抗措置を発表し、貿易交渉に影響が出るという見方が出ていました。
アメリカ側は、今月15日までに貿易交渉が合意に至らなければ中国から輸入されるスマートフォンなどに追加の関税を発動するとして、いまも中国に譲歩を迫っているとみられます。
関税が発動されれば、米中両国の経済への打撃は避けられませんが、交渉の行方は不透明な情勢になっています。
トランプ大統領 中国との貿易交渉「期限は設けない」
2019年12月4日 5時47分トランプ大統領
アメリカのトランプ大統領は早期の合意に意欲を示してきた中国との貿易交渉について「期限は設けない」と発言し、協議が長引く可能性を示唆しました。アメリカ側は今月15日までに合意に至らなければ追加の関税を発動するとして中国に譲歩を迫っているとみられますが、香港の問題も加わり、交渉の行方は不透明な情勢になっています。
トランプ大統領は中国との貿易交渉をめぐって第1段階の合意に強い意欲を示してきましたが、3日、訪問先のロンドンで「交渉の期限は設けない。来年の大統領選挙まで待つのも良い」と述べ、交渉が長引く可能性を示唆しました。
両者の間では、中国が求める関税の一部撤廃をめぐって意見の食い違いがあることに加え、トランプ大統領が「香港人権法」を成立させたことに対して中国政府が対抗措置を発表し、貿易交渉に影響が出るという見方が出ていました。
アメリカ側は、今月15日までに貿易交渉が合意に至らなければ中国から輸入されるスマートフォンなどに追加の関税を発動するとして、いまも中国に譲歩を迫っているとみられます。
関税が発動されれば、米中両国の経済への打撃は避けられませんが、交渉の行方は不透明な情勢になっています。