逆転無罪判決「被害証言不自然」
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/20191205/3000008014.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
知り合いの女性の顔をテレビのリモコンで殴り、目にけがをさせたとして、
傷害の罪に問われた43歳の女性について、2審の名古屋高等裁判所が
「核心部分で被害者の証言が変遷していて信用性が強く疑われる」として、
1審の有罪判決を取り消し、無罪を言い渡していたことがわかりました。
無罪判決を受けたのは愛知県一宮市の43歳の女性です。
去年1月、自宅で、知り合いの女性の顔をテレビのリモコンで複数回殴り、
右目にけがをさせたとして傷害の罪に問われ、1審の名古屋地方裁判所一宮支部は
「被害者の供述は具体的で十分信用できる」として、女性に懲役1年6か月、
執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
2審の名古屋高等裁判所の堀内満裁判長は4日、
「被害者は女性からリモコンで殴られたと証言しているが、証言と、傷の位置や形が一
致しているとは言い難く、被害者の供述は信用性が強く疑われる」と指摘しました。
その上で、「被害者は当初、医師に対し『男性に殴られた』と話し、2日後、警察には
『知人に素手で殴られた』と証言した。さらに数か月後になって女性の名前を出すなど、
核心部分について証言が変遷していて不自然だ」として、1審の有罪判決を取り消し、無罪を言い渡しました。
12/05 19:26