ソニー生命保険が12月17日に発表した「47都道府県別 生活意識調査2019」の集計結果では、お金や消費に関する意識について、都道府県による違いが表れた。特に、福島県の人に、家計管理に気を配る倹約志向が強いという結果が出た。また、消費増税後に細かい節約をするようになった傾向が強いのは岩手県だった。
【ランキング】消費増税後にケチケチするようになった人が多い都道府県
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福島県民は倹約家で家計管理が得意
お金に関する意識を明らかにするため、「自分は倹約家だと思う」に当てはまるかどうか質問したところ、最も多い71%が当てはまると回答したのが「福島県」だった。2位は「埼玉県」(69%)、3位は「愛媛県」(63%)。一方、「自分は浪費家だと思う」では、1位が「徳島県」で38%。2位が「滋賀県」(37%)、3位が「岩手県」(36%)だった。
貯蓄や消費などの知識・行動に関して、「自分はマネー関連の知識が豊富だ」に当てはまると答えた人の割合は「和歌山県」が24%でトップ。2位が「福島県」「岐阜県」(23%)だった。また、「自分は家計管理が得意だ」では、1位が「福島県」で34%。2位が「福井県」(30%)、3位が「埼玉県」「東京都」(29%)だった。
さらに、福島県は「自分は貯蓄上手だと思う」でも1位(39%)だった。福島県では、自分を倹約家だと評価し、実際に知識を吸収して上手にやりくりしている人が多いことがうかがえる。
今年の年末年始の消費行動についても聞いた。忘年会予算の全国平均は5419円。平均額の1位は「宮崎県」の7865円、47位は「青森県」の2970円だった。クリスマスプレゼント予算は全国平均が6112円。1位の「東京都」が8650円で、47位の「埼玉県」が3836円だった。
20年のお年玉予算は、全国平均8460円に対し、1位は「沖縄県」で1万3160円、47位は「宮城県」で5575円。初詣で入れるお賽銭の金額は、全国平均が286円。1位の「愛知県」は694円で、47位の「山形県」が91円だった。
外食を減らした滋賀県、買いたいものを我慢する岩手県
19年10月の消費税率引き上げ後の消費傾向についても質問した。消費税率が10%になった外食(店内飲食を含む)について、回数が「減った」と回答した人が最も多かったのは「滋賀県」で40%だった。2位は「福島県」(38%)、3位が「鹿児島県」(36%)。
また、軽減税率の対象外である日用品を「ケチケチ使う回数」が「増えた」と回答した割合は、1位が「岩手県」で22%。2位が「千葉県」(20%)、3位が「滋賀県」「徳島県」「鹿児島県」(19%)だった。さらに、「買いたいものを我慢する回数」が「増えた」割合も、「岩手県」がトップで35%。2位が「東京都」「徳島県」(32%)だった。岩手県では、日常生活の中で節約をするようになった人が多いようだ。
増税後、対象店舗でのキャッシュレス決済によるポイント還元事業が始まったことで、キャッシュレス決済で支払う回数が「増えた」と回答した割合が多かったのは「愛知県」と「奈良県」で、それぞれ53%。次いで「石川県」「高知県」(52%)だった。
調査は11月5日〜19日にインターネットで実施。全国の20〜59歳の男女4700人(各都道府県100人)の回答を集計した。
12/18(水) 15:54配信
ITmediaビジネス
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000063-zdn_mkt-bus_all
【ランキング】消費増税後にケチケチするようになった人が多い都道府県
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福島県民は倹約家で家計管理が得意
お金に関する意識を明らかにするため、「自分は倹約家だと思う」に当てはまるかどうか質問したところ、最も多い71%が当てはまると回答したのが「福島県」だった。2位は「埼玉県」(69%)、3位は「愛媛県」(63%)。一方、「自分は浪費家だと思う」では、1位が「徳島県」で38%。2位が「滋賀県」(37%)、3位が「岩手県」(36%)だった。
貯蓄や消費などの知識・行動に関して、「自分はマネー関連の知識が豊富だ」に当てはまると答えた人の割合は「和歌山県」が24%でトップ。2位が「福島県」「岐阜県」(23%)だった。また、「自分は家計管理が得意だ」では、1位が「福島県」で34%。2位が「福井県」(30%)、3位が「埼玉県」「東京都」(29%)だった。
さらに、福島県は「自分は貯蓄上手だと思う」でも1位(39%)だった。福島県では、自分を倹約家だと評価し、実際に知識を吸収して上手にやりくりしている人が多いことがうかがえる。
今年の年末年始の消費行動についても聞いた。忘年会予算の全国平均は5419円。平均額の1位は「宮崎県」の7865円、47位は「青森県」の2970円だった。クリスマスプレゼント予算は全国平均が6112円。1位の「東京都」が8650円で、47位の「埼玉県」が3836円だった。
20年のお年玉予算は、全国平均8460円に対し、1位は「沖縄県」で1万3160円、47位は「宮城県」で5575円。初詣で入れるお賽銭の金額は、全国平均が286円。1位の「愛知県」は694円で、47位の「山形県」が91円だった。
外食を減らした滋賀県、買いたいものを我慢する岩手県
19年10月の消費税率引き上げ後の消費傾向についても質問した。消費税率が10%になった外食(店内飲食を含む)について、回数が「減った」と回答した人が最も多かったのは「滋賀県」で40%だった。2位は「福島県」(38%)、3位が「鹿児島県」(36%)。
また、軽減税率の対象外である日用品を「ケチケチ使う回数」が「増えた」と回答した割合は、1位が「岩手県」で22%。2位が「千葉県」(20%)、3位が「滋賀県」「徳島県」「鹿児島県」(19%)だった。さらに、「買いたいものを我慢する回数」が「増えた」割合も、「岩手県」がトップで35%。2位が「東京都」「徳島県」(32%)だった。岩手県では、日常生活の中で節約をするようになった人が多いようだ。
増税後、対象店舗でのキャッシュレス決済によるポイント還元事業が始まったことで、キャッシュレス決済で支払う回数が「増えた」と回答した割合が多かったのは「愛知県」と「奈良県」で、それぞれ53%。次いで「石川県」「高知県」(52%)だった。
調査は11月5日〜19日にインターネットで実施。全国の20〜59歳の男女4700人(各都道府県100人)の回答を集計した。
12/18(水) 15:54配信
ITmediaビジネス
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000063-zdn_mkt-bus_all