https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191219/k10012220341000.html
中3男子にトイレで土下座させた疑い 同級生3人を書類送検へ
2019年12月19日 4時31分
ことし7月、岐阜市で中学3年の男子生徒がいじめを示唆するメモを残して自殺したとみられる問題で、その前日に学校のトイレで男子生徒に土下座をさせたなどとして、警察が同級生3人を強要などの疑いで書類送検する方針を固めたことが捜査関係者への取材でわかりました。
ことし7月、岐阜市で中学3年の男子生徒がマンションから転落して死亡し、自宅からいじめを示唆するメモが見つかったことから、警察はいじめを苦に飛び降り自殺した可能性があるとみて、同級生から話を聞くなど捜査を進めてきました。
その結果、亡くなる前日に、同級生の男子生徒3人が学校のトイレに頭を突っ込むような姿勢でこの生徒に土下座をさせていたとして、強要の疑いで書類送検する方針を固めたことが捜査関係者への取材でわかりました。
また3人のうち1人は生徒から現金を脅し取ったり、たたいたりした、恐喝と暴行の疑いでも書類送検するということです。
生徒が3年生になったことし4月ごろいじめが始まり、亡くなる1か月ほど前からエスカレートしたとみられるということです。
今回の問題をめぐっては、岐阜市教育委員会の第三者委員会がいきさつや学校の対応に問題がなかったか検証していて、19日、報告書をまとめることにしています。