全国で広がりつつある「フラワーデモ」が11日、大分市中心部である。花を手に性暴力への反対を訴える行動で、県内で被害に遭った女性の呼び掛けに賛同する人たちでつくる団体などが企画。「大分では初めてではないか。一人でも多くの人に集まってほしい」と参加を呼び掛けている。
性暴力を巡っては2017年に米映画界でのセクハラ問題が明るみになったのを機に、ツイッターなどで「#MeToo」(「私も」の意)のハッシュタグ(検索目印)をつけて投稿、被害経験や抗議の意志を明らかにする人が相次いだ。毎月11日に賛同者らが集まるフラワーデモも各地で実施されている。
県内でも当事者の女性が「被害を封印できない」と昨年12月にデモを呼び掛け、支援者ら数人と「フラワーデモ大分の会」を結成した。11日は同会のメンバーらが午後5時から大分市中央町の大分オーパ付近に立ち、同6時からは同市府内町のコンパルホールで交流会を開く。
事務局の河嶋静代さん(67)=北九州市立大名誉教授=は「大分で被害者が声を上げにくい状況があれば打開し、性暴力のない土壌をつくるきっかけにしたい」と語る。
当日は同団体とは別に、大分市藤の台の団体職員小柳直子さん(50)やその知人らも行動。午後1時半から約30分間、同市中央町の大分銀行大分駅前支店前の広場に立ち、「性暴力反対」の声を上げる予定だ。
小柳さんは「被害で悩む人に仲間がいることを知らせ、勇気づけたい」と話している。
2020/01/08 15:30 大分合同新聞
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2020/01/08/124701777
性暴力を巡っては2017年に米映画界でのセクハラ問題が明るみになったのを機に、ツイッターなどで「#MeToo」(「私も」の意)のハッシュタグ(検索目印)をつけて投稿、被害経験や抗議の意志を明らかにする人が相次いだ。毎月11日に賛同者らが集まるフラワーデモも各地で実施されている。
県内でも当事者の女性が「被害を封印できない」と昨年12月にデモを呼び掛け、支援者ら数人と「フラワーデモ大分の会」を結成した。11日は同会のメンバーらが午後5時から大分市中央町の大分オーパ付近に立ち、同6時からは同市府内町のコンパルホールで交流会を開く。
事務局の河嶋静代さん(67)=北九州市立大名誉教授=は「大分で被害者が声を上げにくい状況があれば打開し、性暴力のない土壌をつくるきっかけにしたい」と語る。
当日は同団体とは別に、大分市藤の台の団体職員小柳直子さん(50)やその知人らも行動。午後1時半から約30分間、同市中央町の大分銀行大分駅前支店前の広場に立ち、「性暴力反対」の声を上げる予定だ。
小柳さんは「被害で悩む人に仲間がいることを知らせ、勇気づけたい」と話している。
2020/01/08 15:30 大分合同新聞
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2020/01/08/124701777