日本気象協会は、2020年春の花粉飛散予測(第3報)を発表した。スギ花粉の飛散開始時期、飛散量、各地のピーク予測などを発表している。
スギ花粉の飛散開始時期は、九州から近畿、東海、関東にかけて、おおむね例年並みかやや早くなる見込み。2月上旬に九州、四国、東海、関東の一部から、花粉シーズンがスタートするという。すでに近畿や関東では、わずかながら飛散が確認されているところもあるため、本格的な飛散が始まる前に早めに対策するよう呼び掛けている。
各地の飛散ピークは、東京は2月下旬〜3月上旬、名古屋は3月上旬〜中旬と、例年より早くピークを迎える見込み。福岡は2月下旬〜3月上旬、高松・広島・大阪では3月上旬〜中旬の予想で、例年並みとなる。
スギ花粉のピークが終わった後は、ヒノキ花粉が飛び始め、その後ピークを迎える。東京は4月上旬〜下旬、名古屋・高松・広島・大阪は4月上旬〜中旬、福岡は3月下旬〜4月上旬としている。金沢と仙台は4月を中心にヒノキ花粉が飛散するが、飛散量は他地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはないという。
■花粉飛散量予測
花粉飛散量は、九州から関東甲信にかけて、例年より少ない見込み。特に九州では非常に少なく、中国や近畿でも非常に少ない所があるという。東北南部はおおむね例年並み、東北北部と北海道ではやや多い見通し。
前シーズンと比較すると、九州から東海にかけて、広い範囲で非常に少なくなる。北陸、関東甲信、東北南部も少ない予想。東北北部は前シーズンよりやや多く、北海道と青森では非常に多くなる予想だが、これは前シーズンの飛散量が例年に比べて非常に少なかったためとしている。
■飛散量の予測根拠
予測根拠について、花粉の元となる植物の育成には、前年夏(6月〜8月)の気象条件が大きく影響するという。気温が高く、日照時間が長く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数が多くなるといわれている。
花芽は夏の早い段階で育つため、日本気象協会の花粉飛散予測では6月と7月の気象条件を特に重視して予測を発表しているという。
1/22(水) 13:59配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200122-00000116-impress-ind
スギ花粉の飛散開始時期は、九州から近畿、東海、関東にかけて、おおむね例年並みかやや早くなる見込み。2月上旬に九州、四国、東海、関東の一部から、花粉シーズンがスタートするという。すでに近畿や関東では、わずかながら飛散が確認されているところもあるため、本格的な飛散が始まる前に早めに対策するよう呼び掛けている。
各地の飛散ピークは、東京は2月下旬〜3月上旬、名古屋は3月上旬〜中旬と、例年より早くピークを迎える見込み。福岡は2月下旬〜3月上旬、高松・広島・大阪では3月上旬〜中旬の予想で、例年並みとなる。
スギ花粉のピークが終わった後は、ヒノキ花粉が飛び始め、その後ピークを迎える。東京は4月上旬〜下旬、名古屋・高松・広島・大阪は4月上旬〜中旬、福岡は3月下旬〜4月上旬としている。金沢と仙台は4月を中心にヒノキ花粉が飛散するが、飛散量は他地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはないという。
■花粉飛散量予測
花粉飛散量は、九州から関東甲信にかけて、例年より少ない見込み。特に九州では非常に少なく、中国や近畿でも非常に少ない所があるという。東北南部はおおむね例年並み、東北北部と北海道ではやや多い見通し。
前シーズンと比較すると、九州から東海にかけて、広い範囲で非常に少なくなる。北陸、関東甲信、東北南部も少ない予想。東北北部は前シーズンよりやや多く、北海道と青森では非常に多くなる予想だが、これは前シーズンの飛散量が例年に比べて非常に少なかったためとしている。
■飛散量の予測根拠
予測根拠について、花粉の元となる植物の育成には、前年夏(6月〜8月)の気象条件が大きく影響するという。気温が高く、日照時間が長く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数が多くなるといわれている。
花芽は夏の早い段階で育つため、日本気象協会の花粉飛散予測では6月と7月の気象条件を特に重視して予測を発表しているという。
1/22(水) 13:59配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200122-00000116-impress-ind