「援助交際の約束破られ性欲もてあまし犯行」強制わいせつ致傷の男に実刑判決
女性にわいせつな行為をしてけがを負わせたとして、強制わいせつ致傷罪に問われた兵庫県姫路市の無職の男(40)に対する裁判員裁判の判決公判が22日、神戸地裁姫路支部であった。渡部五郎裁判長は懲役4年6月(求刑懲役6年)を言い渡した。
判決によると、男は2019年4月27日午後10時50分頃、同市内の駐車場で帰宅中の女性会社員=当時(24)=に背後から抱きついて転倒させ、胸を複数回触った。女性は右肘に全治10日間のけがをした。
渡部裁判長は「援助交際の約束を破られて性欲をもてあまし、偶然通りがかった被害者を狙った犯行は身勝手で悪質。同種の前科もある」と理由を述べた。
神戸地裁姫路支部=姫路市北条1
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202001/0013054171.shtml
2020/1/22 18:00神戸新聞NEXT