https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012261301000.html
レオパレス21 臨時株主総会 来月27日開催へ
2020年1月27日 21時55分
建設したアパートなどの施工不備が問題となっているレオパレス21は、旧・村上ファンドの流れをくむ投資会社が求めていた臨時の株主総会を来月27日に開くことを決めました。経営陣をめぐる両社の主張は対立しており、株主総会では双方の提案が諮られることになります。
レオパレス21の大株主で旧・村上ファンドの村上世彰氏が関わる東京の投資会社、レノは、アパートなどの施工不備の問題で会社の業績悪化が続く中経営陣の刷新が必要だとして臨時の株主総会を開くよう求めていました。
これに対しレオパレスは、他の株主から意見を聞くなどして対応を検討した結果、臨時の株主総会を来月27日に開くことを決めました。
レノ側は、宮尾文也社長ら取締役10人全員の解任と、自社が推薦する3人の取締役の選任を株主提案していますが、レオパレスはこれに反対を表明したうえで、新たに2人の社外取締役を選任する議案を提案しています。
レノは、レオパレスの株式の14%余りを保有していますが、別の2つの投資会社が合わせて30%余りの株式を持っていて、これらの大株主の動向が鍵を握ることになります。