ウイルス感染への疑いがあるとして日本やタイ、フィリピンなどから入港を拒否されていたクルーズ船「ウエステルダム号」がカンボジアの港に到着しました。
ウエステルダム号を運航している会社は、クルーズ船が13日にカンボジア南部のシアヌークビルに寄港すると発表しました。乗客全員が船を下り、チャーター便の飛行機で首都プノンペンへ移動した後、それぞれが帰国の途に就くということです。
ウエステルダム号には日本人5人を含む乗客乗員約2300人が乗っていて、1日に香港を出発して沖縄にも寄港する予定でしたが、感染者がいる可能性があるとして日本政府から入港しないよう求められていました。
運航会社は「乗船者の感染はこれまで確認されていない」と強調しています。
2020/02/13 11:58
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000176134.html