https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00000004-utyv-l19
山梨県は新型コロナウイルスに感染した20代の男性について濃厚接触者は現時点で親族の4人と発表しました。
これで県内の濃厚接触者は54人となります。
南アルプス市と昭和町を主な生活圏とする20代の会社員の男性は3月7日搬送先の山梨大学医学部附属病院で新型コロナウイルスへの感染が確認され
髄膜炎を発症して重症となっています。
男性の行動歴を調べている県は3月10日この男性の今の時点で把握できる濃厚接触者は親族の4人と発表しました。
男性は昭和町内の企業に勤務していますが2月27日に熱が出てから出社していなかったことなどから県は会社内に濃厚接触者はいないと判断しました。
ただ会社は大事をとって2月27日から3月11日までの2週間、この男性と同じシフトで働いていた社員数十人を出勤停止とし健康観察を行うことにした他、
事業所内の消毒を行ったということです。
県の聞き取りに対し家族は「この男性は医療機関の受診以外は外出していない」と話しているということですが他に濃厚接触者がいないか
引き続き調べることにしています。
山梨県がこれまでに把握した濃厚接触者は県内の60代の男性の関係者40人と県内の医療機関を受診した長野県の50代の女性の関係者10人を合わせて
これで54人になりました。
また県はクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」で感染し県内の医療機関で受け入れた患者のうち7人が3月の7日と8日に退院したことを明らかにしました。
受け入れた23人のうち退院したのはこれで14人で現在9人が入院していますが重症者はいないということです。