東京消防庁の救急隊員が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、この隊員が救急搬送の際に接触した60人について症状を訴えている人がいないか調べることにしています。東京消防庁の職員で感染したのは初めてです。
東京消防庁によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、東京 江東区にある深川消防署森下出張所の30代の男性救急隊員です。
先月30日に勤務中に発熱して自宅で静養していましたが、7日、PCR検査を受け、陽性と確認されました。
東京消防庁の職員で感染したのは初めてです。
東京消防庁はこの救急隊員の業務について発熱前の2週間さかのぼって調べたところ、この隊員が救急搬送の際に接触したのは60人にのぼるということです。
今後、症状を訴えている人がいないか保健所と協議しながら対応を進めるとしています。
今回の感染で一緒に勤務していた職員など合わせて19人を自宅待機とし、深川消防署では業務に支障が出ないように人員配置を調整するなどの対応を取るということです。
2020年4月10日 0時35分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200410/k10012378871000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001