https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58164740X10C20A4000000/
2020/4/17 2:54
新型コロナウイルスの感染が最も深刻な米国で15日、唾液でウイルスの有無を調べる新たな検査が始まった。
鼻やのどの奥から綿棒で検体を採取するよりも、時間を大幅に短縮できるのが利点だ。
患者自身がプラスチック製の筒に自ら唾液を入れればすむため、医療関係者が感染するリスクも大幅に減らせるという。
ニュージャージー州立ラトガース大学が開発を進め、米食品医薬品局(FDA)から「緊急使用」の認可を受けた。
検査は同州で15日に「ドライブスルー方式」で始まった。
48時間以内に結果が出る。
同大の研究所は1日に1万検体の検査が可能だという。
AP通信によると、同大の調査では、綿棒方式と唾液の両方で検査した60人の患者の結果は100%一致したという。
FDAの担当者は米メディアの取材に「患者にとってより快適な検査だ。検査の機会を広げる意味で大きな利点がある」と指摘した。
2020/4/17 2:54
新型コロナウイルスの感染が最も深刻な米国で15日、唾液でウイルスの有無を調べる新たな検査が始まった。
鼻やのどの奥から綿棒で検体を採取するよりも、時間を大幅に短縮できるのが利点だ。
患者自身がプラスチック製の筒に自ら唾液を入れればすむため、医療関係者が感染するリスクも大幅に減らせるという。
ニュージャージー州立ラトガース大学が開発を進め、米食品医薬品局(FDA)から「緊急使用」の認可を受けた。
検査は同州で15日に「ドライブスルー方式」で始まった。
48時間以内に結果が出る。
同大の研究所は1日に1万検体の検査が可能だという。
AP通信によると、同大の調査では、綿棒方式と唾液の両方で検査した60人の患者の結果は100%一致したという。
FDAの担当者は米メディアの取材に「患者にとってより快適な検査だ。検査の機会を広げる意味で大きな利点がある」と指摘した。