0001夜のけいちゃん ★
2020/05/26(火) 11:37:17.32ID:2juQnApQ9日本の伝統芸能の殺陣と舞踊を融合させたパフォーマンスグループ「東京浅草剣舞会エッジ志伝流」(足立区)の青木一弥(かずや)代表(38)が、オンラインで殺陣の稽古をつけている。新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、ストレス解消として「おうちで殺陣」を楽しむ人が多く、海外からの受講者もいるという。 (文と写真・天田優里)
◆一般も受講可 3時間で基本を習得
オンライン講義は、もともとの門下生ではない人も受講できる。一般用は一コマ一時間で、全三コマを受講すると殺陣の基本が身に付く内容だ。
一コマ目は刀の持ち方や仕組みのほか、侍精神について学ぶ。二コマ目は、刀の構えである「形」の説明を受けた後、いよいよ実践。家庭では刀の代わりにペットボトルや丸めた紙などを使ってもらいながら、仮想の敵を思い浮かべて実際に動いてみる。三コマ目はこれまでの講義を振り返りつつ、己と向き合い今後のビジョンについて考えてもらう。
◆逆境から開始…海外からの受講者も
青木さんがオンライン講義を始めたのは四月初旬。新型コロナウイルスの影響で、教室を開いていた都内各地の施設が二月末から使えなくなった。参加する予定だったフランスやスイスでのイベントも延期や中止になり、「何かできないか」とオンラインでの講義を思い付いた。
一般用講義の受講生はすでに十五人ほど。会員制交流サイト(SNS)で講義を知り、フランスとポーランドから参加している人もいるという。青木さんは「殺陣は外出自粛中のストレス発散にもなる。海外でも日本文化や刀を好きな人が多い。今後も海外に向けて発信していこうと思う」と逆境から新たな活路を見いだした。
一般用講義の受講料は一コマ千円(税込み)。全三コマだが、一コマだけでも受講できる。すべて事前予約制。日程は要相談で、講義はマンツーマンでも複数人でも対応する。
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ソース https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202005/CK2020052602100040.html