5月28日午前、北海道後志管内の黒松内町の山で娘ら2人とともにタケノコ採り中に行方がわからなくなっていた92歳の男性が、午後無事発見されました。
発見されたのは北海道札幌市西区の92歳の男性です。
男性は、5月28日午前5時30分ごろ、65歳の娘と娘の知人と一緒に3人で黒松内町の月越峠に入り、タケノコ採りをしていました。
ある程度タケノコを採り終えた3人は、一度車を止めた場所に集まり、再び山の中へ。
午前8時30分ごろ、娘と知人が「帰るよ」と男性に呼びかけ下山しましたが、午前9時ごろになっても男性が戻らないため110番通報するなどして午前11時ごろから、警察や消防など合わせて約40人態勢で捜索が始まりました。
ヘリコプターも出動し捜索を続けたところ、午後3時ごろ、入山した場所から500メートルほど南の沢に男性がいるのを道の防災ヘリが発見し、救助しました。
男性は自力で歩くことができるうえ、ケガもありません。
警察によりますと男性は、一度車を止めた場所に戻った時に「補聴器」を紛失していましたがそのまま山へ向かっていて、携帯電話も持っていませんでした。救助した時に「迷ってしまった」と話したということです。
北海道内では5月26日も八雲町で72歳の男性が一時行方不明になるなど、山菜取り中の遭難が相次いでいて、警察は目立つ服装をすることや携帯電話、笛、非常食などを持参するよう注意を呼びかけています。
5/28(木) 19:50 北海道ニュースUHB
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