「日本式記入ルール分からない」外国人の特別定額給付金申請 NPOがサポート 福岡
新型コロナウイルス対策で国から1人10万円が給付される「特別定額給付金」の外国人の申請をサポートしようと、福岡市のNPO法人「トゥマンハティふくおか」(弥栄睦子(みえちかこ)代表理事)が6日、市内で相談会を開いた。
日本語の読み書きが苦手な外国人向けに、申請書類の書き方をサポートしようと初めて開催。感染予防のため、参加者らは手作りのフェースガードをつけるなど対策をとった。
フランスから就労ビザで来日中のフハル・アデルさん(28)は、感染拡大で帰国を先延ばししたと言い、「濁点で1マス使ったり、訂正する際に二重線を引いたり、日本式ルールが分からなかったのでとても助かった」とほっとした様子。台湾から留学中のテイ・ジェイソンさん(24)は、アルバイトで来られなかった友人の分も持参。「ミスがないか不安なので見てもらいたかった。これで安心して申請できる」と話していた。
企画した弥栄さんは、「一人でも二人でも不安な外国人の助けになれば」と話した。相談会は7月下旬までに10回ほどを予定しており、第2回は、11日午後1時から福岡市博多区の同市国際会館で開く。【山口桂子】
毎日新聞 2020年6月7日 10時37分(最終更新 6月7日 10時51分)
https://mainichi.jp/20200607/k00/00m/040/024000c
新型コロナウイルス対策で国から1人10万円が給付される「特別定額給付金」の外国人の申請をサポートしようと、福岡市のNPO法人「トゥマンハティふくおか」(弥栄睦子(みえちかこ)代表理事)が6日、市内で相談会を開いた。
日本語の読み書きが苦手な外国人向けに、申請書類の書き方をサポートしようと初めて開催。感染予防のため、参加者らは手作りのフェースガードをつけるなど対策をとった。
フランスから就労ビザで来日中のフハル・アデルさん(28)は、感染拡大で帰国を先延ばししたと言い、「濁点で1マス使ったり、訂正する際に二重線を引いたり、日本式ルールが分からなかったのでとても助かった」とほっとした様子。台湾から留学中のテイ・ジェイソンさん(24)は、アルバイトで来られなかった友人の分も持参。「ミスがないか不安なので見てもらいたかった。これで安心して申請できる」と話していた。
企画した弥栄さんは、「一人でも二人でも不安な外国人の助けになれば」と話した。相談会は7月下旬までに10回ほどを予定しており、第2回は、11日午後1時から福岡市博多区の同市国際会館で開く。【山口桂子】
毎日新聞 2020年6月7日 10時37分(最終更新 6月7日 10時51分)
https://mainichi.jp/20200607/k00/00m/040/024000c