https://news.yahoo.co.jp/articles/3064c33273b35f39039f26b8d2112607143dfb3d
米ニューヨーク市のジャーマン・シェパードが、新型コロナウイルスの検査で陽性だと判明した。
米農務省が6月2日に発表したところによれば、米国内でイヌが同ウイルスに感染したと正式に確認された事例は初めてだ。
このイヌは同じく新型コロナウイルスの検査で陽性だった飼い主から感染したと考えられており、完治する見込みだ。
現在のところ、ペットから人間にウイルスが広まるという証拠はない。
「ペットを飼っている人が新型コロナウイルス感染症にかかった場合、ペットをはじめとする動物に感染を拡大させないため、接触を避けることが重要だと改めて示されたと言えます」
と話すのは、米疾病対策センター(CDC)のスポークスパーソン、ケイト・グルシチ氏だ。
飼い主の陽性が判明した後、このシェパードには呼吸器系の症状が見られていた。
最初は民間の獣医研究所が検査を行い、陽性との結果が出た。
その後、農務省管轄の国立獣医研究所でさらに検査が行われ、やはり陽性との結果が得られた。
これは、動物における新型コロナウイルス感染の事実を公的に確定させる標準的な手順だ。
米農務省によれば、同じ家で飼われている別のイヌは陰性だったものの、体内に抗体があったため、以前に感染していた可能性があると言う。
これで、米国内で陽性となった動物はトラが5頭、ライオンが3頭、飼いネコが3匹、そして今回のイヌが1匹だ。
ニューヨーク市ブロンクス動物園の大型ネコ科動物と同じくニューヨークの2匹の飼いネコは、4月に陽性が確認された(グルシチ氏によれば、いずれも回復した)。
3匹目のネコはミネソタ州で飼われており、6月の第1週に米農務省が陽性を確認した。
こうした事例はあるものの、米獣医師会によればペットへの感染リスクは低く、これまで新型コロナウイルスの検査で陽性とされたペットは、世界で20匹未満にすぎない。
4月にはメイン州の研究所が米国および韓国のイヌ・ネコのサンプルを何千と検査したものの、陽性の結果が出たものは1件もなかった。
※続きはソースで
米ニューヨーク市のジャーマン・シェパードが、新型コロナウイルスの検査で陽性だと判明した。
米農務省が6月2日に発表したところによれば、米国内でイヌが同ウイルスに感染したと正式に確認された事例は初めてだ。
このイヌは同じく新型コロナウイルスの検査で陽性だった飼い主から感染したと考えられており、完治する見込みだ。
現在のところ、ペットから人間にウイルスが広まるという証拠はない。
「ペットを飼っている人が新型コロナウイルス感染症にかかった場合、ペットをはじめとする動物に感染を拡大させないため、接触を避けることが重要だと改めて示されたと言えます」
と話すのは、米疾病対策センター(CDC)のスポークスパーソン、ケイト・グルシチ氏だ。
飼い主の陽性が判明した後、このシェパードには呼吸器系の症状が見られていた。
最初は民間の獣医研究所が検査を行い、陽性との結果が出た。
その後、農務省管轄の国立獣医研究所でさらに検査が行われ、やはり陽性との結果が得られた。
これは、動物における新型コロナウイルス感染の事実を公的に確定させる標準的な手順だ。
米農務省によれば、同じ家で飼われている別のイヌは陰性だったものの、体内に抗体があったため、以前に感染していた可能性があると言う。
これで、米国内で陽性となった動物はトラが5頭、ライオンが3頭、飼いネコが3匹、そして今回のイヌが1匹だ。
ニューヨーク市ブロンクス動物園の大型ネコ科動物と同じくニューヨークの2匹の飼いネコは、4月に陽性が確認された(グルシチ氏によれば、いずれも回復した)。
3匹目のネコはミネソタ州で飼われており、6月の第1週に米農務省が陽性を確認した。
こうした事例はあるものの、米獣医師会によればペットへの感染リスクは低く、これまで新型コロナウイルスの検査で陽性とされたペットは、世界で20匹未満にすぎない。
4月にはメイン州の研究所が米国および韓国のイヌ・ネコのサンプルを何千と検査したものの、陽性の結果が出たものは1件もなかった。
※続きはソースで