猛毒ヘビの「ハブ」が活発に活動する季節になった。
沖縄県本部町伊豆味で3日、体長120センチの黄色味が強いハブ「金ハブ」が捕獲された。
町がハブ咬傷(こうしょう)防止を目的に設置したわなにかかり、作業員の安里由仁さんが発見した。
ハブの中でも色の違いで「金ハブ」や「銀ハブ」と呼ぶことがあるという。
沖縄島在来のハブは「シマハブ」や「ホンハブ」とも呼ばれるが、伊豆味地区では外来のタイワンハブが増えている。
安里さんは「シマハブが捕獲されることも珍しくなったが、こんなに黄色いハブは初めてみた」と驚いた。
ハブは沖縄美ら島財団が引き取り、剥製にして教育や研究に役立てる。
ハブ咬傷防止事業を主管する町役場健康づくり推進課の宮城直樹班長は
「これからハブの活動がピークを迎えるので、ハブのいそうな場所に立ち入るときには注意してほしい」と呼び掛けた。
写真:捕獲された黄色味の強いハブ
以下ソース:沖縄タイムス 2020年6月12日 06:00
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/584464