7/4(土) 19:59配信
時事通信
濁流に襲われた熊本県球磨村の渡地区では4日早朝から、高台にあるため浸水を免れた「寿泉寺」に住民約40人が身を寄せ、私設の避難所となった。
住職の勝枝之総さん(66)は電気と水道が止まる中、炊き出しなどを行ったが、水や食料が尽きかけているといい、支援を求めている。
勝枝さんによると、3日夕から降り始めた雨は徐々にひどくなり、防災無線は一晩中鳴りっ放しだった。球磨川は早朝に氾濫し、JRの線路や国道、多くの民家をのみ込んだ。寺からは周囲を一望でき、「まるで浮島のようだった。橋という橋が流され、とんでもない光景だった」と振り返る。
午前6時ごろから、住民が車や徒歩で避難して来たため、本堂を開放。高齢者や子どももおり、流されかけてずぶぬれの人もいた。水かさは徐々に増し、寺の敷地に到達。近くの民家では、2階に取り残された住民3人が旋回するヘリコプターに救助されたという。
勝枝さんは米を炊き、避難した住民におにぎりなどを提供。午後には水が引き始めたが、多くの人は避難を続けているという。「米はある程度備蓄があるが、1日持つかどうか。一刻も早く支援物資を提供してほしい」と訴えた。
https://lab.syncer.jp/Tool/Twitter-Video-URL-Converter/
時事通信
濁流に襲われた熊本県球磨村の渡地区では4日早朝から、高台にあるため浸水を免れた「寿泉寺」に住民約40人が身を寄せ、私設の避難所となった。
住職の勝枝之総さん(66)は電気と水道が止まる中、炊き出しなどを行ったが、水や食料が尽きかけているといい、支援を求めている。
勝枝さんによると、3日夕から降り始めた雨は徐々にひどくなり、防災無線は一晩中鳴りっ放しだった。球磨川は早朝に氾濫し、JRの線路や国道、多くの民家をのみ込んだ。寺からは周囲を一望でき、「まるで浮島のようだった。橋という橋が流され、とんでもない光景だった」と振り返る。
午前6時ごろから、住民が車や徒歩で避難して来たため、本堂を開放。高齢者や子どももおり、流されかけてずぶぬれの人もいた。水かさは徐々に増し、寺の敷地に到達。近くの民家では、2階に取り残された住民3人が旋回するヘリコプターに救助されたという。
勝枝さんは米を炊き、避難した住民におにぎりなどを提供。午後には水が引き始めたが、多くの人は避難を続けているという。「米はある程度備蓄があるが、1日持つかどうか。一刻も早く支援物資を提供してほしい」と訴えた。
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