名古屋市の河村たかし市長は17日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症のPCR検査体制を、1日1000件を目標に強化すると表明した。
従来目標は876件だったが、市の協力要請に応じる開業医が想定を上回る131カ所になったことから、上方修正した。45カ所は市のホームページで公表しており、河村市長は「心配な人は、開業医に電話相談してほしい」と呼び掛けた。
一方、退院基準を満たしながら、1人暮らしなどさまざまな事情で自宅へ戻れず、新型コロナ患者の入院施設にいる高齢者について、河村市長は健康福祉局所管の医療施設での受け入れを始めると表明した。「病床を空けてもらうことは、間接的にコロナ患者の受け入れ病床の確保につながる」と説明した。
2020年8月18日 09時04分
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