https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200916/k10012620281000.html
安倍総理大臣は内閣総辞職を前に、記者団に対し、経済再生、国益を守るための外交に全力を尽くしてきたと
7年8か月を振り返り、感謝のことばを述べました。
安倍総理大臣は午前9時前、総理大臣官邸に入りました。
その際、記者団に対し「政権奪還以来、経済再生、国益を守るための外交に、1日1日、全力を尽くしてきた。
この間さまざまな課題に国民とともにチャレンジすることができたのは私の誇りだ。すべては国民のおかげであり、
厳しい時も苦しい時も支えていただいたすべての人に心より感謝申し上げたい。きょう菅内閣が誕生するが、
力強い支援と理解をお願いしたい」と述べました。
記者団が「体調はどうか」と尋ねたのに対し「おかげさまで大変、薬の効果もあり、順調に回復している。
一議員として菅政権を支えていきたい」と述べました。
ツイッターにもビデオメッセージ
また、安倍総理大臣は総理大臣官邸のツイッターにビデオメッセージを投稿し、さまざまな課題に挑むことができたと
7年8か月を振り返り、感謝のことばを述べました。
安倍総理大臣は「毎回、たくさんの『いいね』やコメントをいただき、大いに励まされながら、安倍内閣はさまざまな課題に
チャレンジすることができました。残念ながら残された課題もあるが、同時に、国論を二分するような困難な課題に挑戦し、
達成できたこと、実現できたことがあります」と振り返りました。
そのうえで「すべては、どんな苦しい時も変わることなく、至らない私を応援してくださった皆様のおかげです。
どうか新しい内閣にも、ご理解とご支援を賜りますようにお願いいたします。8年近くにわたり、本当に皆様、ありがとうございました」
と感謝のことばを述べました。