週間 また「夏日」地点多数に 台風15号発生も日本への影響なし
吉田 友海日本気象協会 本社吉田 友海 2020年10月11日06:07
https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2020/10/11/10116.html
https://tenki.jp/week/
このところ肌寒い日が多くなりましたが、
この先は、また夏日地点が多くなりそうです。
日中は薄着でちょうどよいくらいの所も。
北陸から北海道ではヒンヤリする日が増えてくるでしょう。
ポイント解説へ
・まだ夏日地点続出 北日本はヒンヤリ
・台風14号は南へ 台風15号発生も影響なし
■まだ夏日地点続出 北日本はヒンヤリ
このところ秋雨前線や台風14号の影響で、
広く雨が降り続き、肌寒い日が多くなりました。
台風14号は12日(月)には熱帯低気圧に、
秋雨前線は列島から次第に離れるでしょう。
この先1週間は沖縄や九州から東海では秋晴れの日が多くなりそうです。
最高気温は25℃以上の所が多く、夏日地点が続出するでしょう。
朝晩はヒンヤリしますが、
日中は薄着でちょうどよいくらいの日が多くなりそうです。
関東も最高気温は20℃以上の日が多く、肌寒さが解消するでしょう。
25℃くらいまで気温が上がる日もありそうです。
ただ、16日(金)は広く雨が降り、日中の気温の上がり方は鈍くなるでしょう。
最高気温は20℃に届かず、日中も上着が必要になりそうです。
日によって、気温の変化が大きくなります。
日々の予想気温もチェックして、服装で上手に調節して下さい。
北陸や東北、北海道は曇りや雨の日が多くなるでしょう。
日中も空気がヒンヤリする日が多くなりそうです。
特に東北北部や北海道では最低気温が10℃未満の日が増えてきますので、
冬支度を進めておくと良いでしょう。
■台風14号は南へ 台風15号発生も影響なし
https://tenki.jp/bousai/typhoon/
台風14号は南よりにUターンするように進み、
12日(月)には小笠原近海で熱帯低気圧に変わる予想です。
一方、南シナ海では11日(日)午前3時に台風15号が発生しました。
南シナ海を西よりに進み、12日(月)にはラオスへ、
13日(火)にはタイで熱帯低気圧に変わる予想です。
日本への影響はないでしょう。
ただ、もう少し台風シーズンは続きます。
今後も気象情報をこまめにチェックすると良いでしょう。
関連
北海道は平地でも雪が混じる可能性
15日(木)頃をピークに寒気が南下
https://weathernews.jp/s/topics/202010/110245/