タリアのコンテ首相は18日、新型コロナウイルス感染拡大防止のための追加的な制限措置を発表するとともに、
各市町村長に人々の集会を阻止するために公共広場を午後9時以降閉鎖する権限を与えた。
この日に報告されたコロナ新規感染者は1万1705人と、過去最多を記録。
コンテ氏は記者会見で「危機的」な状況だとした上で、政府はコロナ流行発生当初の3月に実施した
大規模な封鎖措置の再導入を回避する決意だと表明した。
首相は賭け事を扱う店舗(ベッティングショップ)の午後9時以降の閉鎖、
アマチュアスポーツ競技や地元の祭りの禁止を命じるとともに、今週中に安全性の基準をさらに精査した上で、
スポーツジムや水泳プールの閉鎖を検討すると述べた。
イタリアでは2月にコロナ流行が始まって以来、3万6543人の死者が出ており、欧州では英国に次ぎ2番目に多い。
当局は2カ月間の厳格な全土封鎖措置を敷いた結果、夏までに感染第1波を概ね抑え込んだが、足元で再び感染が拡大。
これに対応し、当局は公共の場でのマスク着用の義務や集会およびレストランに対する制限など、新たな措置を講じている。
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-italy-idJPKBN2730YT
イタリア コロナ感染拡大も厳しい規制には踏み切らず
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201019/k10012670141000.html
イタリアで新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることを受けて、コンテ首相は18日夜、記者会見を行い、
レストランやバーの営業時間を制限するなど新たな対策を発表しました。
一方でことし春に行ったような全国一律の外出制限といった厳しい規制には踏み切りませんでした。