北海道教育庁は4日、公立小、中、高校の教員6人がわいせつ行為などで懲戒免職処分となり免許が失効したにもかかわらず、名前を官報に掲載しなかったミスがあったと発表した。
同庁によると、6人のうち4人は平成27年度に盗撮などのわいせつ行為で、2人は23年度にわいせつ行為と通貨偽造でそれぞれ懲戒免職処分となっていた。過去10年間の掲載状況について調べている中で、ミスが判明したという。
同庁担当者は「過去10年間の懲戒処分の件数が100件以上ある中で、たまたま6件が漏れてしまった」と釈明。6人は道内で再び教員に採用されていないことは確認しているが、道外での採用状況は分からないとしている。
教育職員免許法に基づき、教員は懲戒免職などで免許を失効した場合、官報に名前や生年月日などが掲載される。
産経ニュース 2020.12.4 19:32
https://www.sankei.com/affairs/news/201204/afr2012040031-n1.html