【ニューヨーク時事】新型コロナウイルスの感染拡大に伴う営業規制により、今年大打撃を受けた米ニューヨークの外食業界。
店内飲食は禁止で、店舗前の席での食事はできるが、12月は氷点下の日も珍しくない。こうした中、日本の冬の定番「こたつ」の快適な暖かさで客を引きつける取り組みが話題を呼んでいる。
こたつを屋根付きの店外エリアに設置したのは、北海道の郷土料理を提供するレストラン「ドクター・クラーク」の経営者、金山雄大氏(30)。出身地北海道のかまくらの中で、こたつに入ってジンギスカン料理をTシャツ姿で食べる人の映像にヒントを得た。
最大6人入れる掘りごたつを今秋、八つ取り付けたところ、当時は店内飲食が認められていたものの、こたつ目当てに店外飲食を望む客が急増。「足元の衛生面を気にする人もたまにいるが、おおむね好評。初めてこたつに入った人は足を入れた瞬間、驚きの表情を示す」(金山氏)という。
ニューヨークでは「再び外食が禁止になるのでは」と、不安の声が広がるが、金山氏にはどこ吹く風。キッチンカーでの営業や料理人出張サービスの準備を進めているほか、今回のこたつ席設置が縁でこたつ用ヒーターの現地代理店になる話も来ているといい、あの手この手で危機をチャンスに変えたいと意気込む。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5425a667e8c0e10dfb28f5ae16c30f14cf0485b
店内飲食は禁止で、店舗前の席での食事はできるが、12月は氷点下の日も珍しくない。こうした中、日本の冬の定番「こたつ」の快適な暖かさで客を引きつける取り組みが話題を呼んでいる。
こたつを屋根付きの店外エリアに設置したのは、北海道の郷土料理を提供するレストラン「ドクター・クラーク」の経営者、金山雄大氏(30)。出身地北海道のかまくらの中で、こたつに入ってジンギスカン料理をTシャツ姿で食べる人の映像にヒントを得た。
最大6人入れる掘りごたつを今秋、八つ取り付けたところ、当時は店内飲食が認められていたものの、こたつ目当てに店外飲食を望む客が急増。「足元の衛生面を気にする人もたまにいるが、おおむね好評。初めてこたつに入った人は足を入れた瞬間、驚きの表情を示す」(金山氏)という。
ニューヨークでは「再び外食が禁止になるのでは」と、不安の声が広がるが、金山氏にはどこ吹く風。キッチンカーでの営業や料理人出張サービスの準備を進めているほか、今回のこたつ席設置が縁でこたつ用ヒーターの現地代理店になる話も来ているといい、あの手この手で危機をチャンスに変えたいと意気込む。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5425a667e8c0e10dfb28f5ae16c30f14cf0485b