2021年3月2日 8時57分
産経新聞
高齢の兄の遺体を、1年以上にわたり自宅内に放置したとして、大阪府警淀川署は2日、死体遺棄の疑いで、大阪市淀川区東三国、無職、江村真知子容疑者(67)を逮捕した。
同署によると、江村容疑者は兄と2人暮らし。「葬儀費用が出せず遺体を放置した」と容疑を認めている。
逮捕容疑は、昨年2月ごろ、同区東三国の自宅マンションで死亡した兄、裕(ゆたか)さん=当時(70)=の遺体を放置したとしている。
同署の調べに対し、江村容疑者は「兄は1年以上前に亡くなった」と説明。遺体はほぼ白骨化しており、同署が死因や死亡の経緯などを調べる。
今月1日、マンションの別の部屋の住民から「異臭がする」と管理会社に連絡があった。同署員が容疑者宅に入り、布団の上で遺体を発見した。
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