世界全体の累計接種回数は3月6日までに3億19万回を超えた。
直近7日間の接種回数は1日平均で647万6065回になっている。
国・地域別では米国、中国の接種回数が突出し、2カ国で全体の46.8%を占める。
欧州各国でも普及が進む。日本の累計接種回数は4万6469回になっている。
ただ、多くのワクチンは免疫獲得に2回以上の接種が必要で、
1回接種で免疫獲得をめざすのはヤンセンファーマなど一部のワクチンに限られる。
そのため、接種の進捗を見るには免疫獲得に必要な回数の接種を完了した人数も重要になる。
接種完了人数で見ると、人口100人あたりではイスラエルが41.1人で、
すでに3人に1人以上が接種を終えた計算になる。
ワクチンは経済正常化の切り札とされ、普及度合いが各国の株価や資産価格に影響する可能性がある。
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/