繊維メーカー「セーレン」 ハンガリーに工場建設へ
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20210416/3050007731.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
福井市に本社がある繊維メーカー「セーレン」は、16日に東京で記者会見を開き、
ヨーロッパのハンガリーに自動車のシートに使用する合成皮革の工場を建設すると発表しました。
東京のハンガリー大使館で開かれた記者会見には、パラノビチ・ノルバート大使や
セーレンの川田達男会長が出席し、新たな工場の計画を発表しました。
それによりますと、ハンガリーの首都、ブタペストに、繊維製品と合成皮革の製造販売などを行う
子会社を設立したうえで、ハンガリー南部のペーチに、
およそ55億円をかけて工場を建設するということです。
工場は、来年9月から自動車のシートの材料となる合成皮革の生産を行う計画で、
EU域内に進出している日本企業やヨーロッパの自動車メーカーに販売するということです。
操業開始から2年後の2024年には、約110億円の売り上げを目指すとしています。
セーレンは、従来より大幅に軽い合成皮革を開発したということで、
車の走行距離を伸ばせる素材として、各メーカーに売り込んでいく方針です。
今回の進出について川田会長は「ハンガリー政府の積極的な支援を受けて進出を決めた。
さまざまなメーカーに素材をアピールして、売り込みを図っていきたい」と話していました。
セーレンが進出を決めたハンガリーについて、JETRO=日本貿易振興機構
ブダペスト事務所の末廣徹所長にききました。
末廣所長によりますと、ハンガリーは、法人税の税率が9パーセントと低いほか、
投資する企業に対して返済不要の補助金を出すなど進出を積極的に受け入れていると言うことで、
末廣所長は「元は共産圏の国だったが、現在、日本企業の中では
ヨーロッパ中部、東部の地域で最も関心を集めている国だ」としています。
また、かつて福井県で勤務した経験がある末廣所長は「優れた企業が北陸には多いので、
今後、こうした企業とハンガリーをはじめとする中・東欧などの地域と
連携していくことに期待している」と述べました。
04/16 19:26
※スレタイは本文利用
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http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20210416/3050007731.html
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福井市に本社がある繊維メーカー「セーレン」は、16日に東京で記者会見を開き、
ヨーロッパのハンガリーに自動車のシートに使用する合成皮革の工場を建設すると発表しました。
東京のハンガリー大使館で開かれた記者会見には、パラノビチ・ノルバート大使や
セーレンの川田達男会長が出席し、新たな工場の計画を発表しました。
それによりますと、ハンガリーの首都、ブタペストに、繊維製品と合成皮革の製造販売などを行う
子会社を設立したうえで、ハンガリー南部のペーチに、
およそ55億円をかけて工場を建設するということです。
工場は、来年9月から自動車のシートの材料となる合成皮革の生産を行う計画で、
EU域内に進出している日本企業やヨーロッパの自動車メーカーに販売するということです。
操業開始から2年後の2024年には、約110億円の売り上げを目指すとしています。
セーレンは、従来より大幅に軽い合成皮革を開発したということで、
車の走行距離を伸ばせる素材として、各メーカーに売り込んでいく方針です。
今回の進出について川田会長は「ハンガリー政府の積極的な支援を受けて進出を決めた。
さまざまなメーカーに素材をアピールして、売り込みを図っていきたい」と話していました。
セーレンが進出を決めたハンガリーについて、JETRO=日本貿易振興機構
ブダペスト事務所の末廣徹所長にききました。
末廣所長によりますと、ハンガリーは、法人税の税率が9パーセントと低いほか、
投資する企業に対して返済不要の補助金を出すなど進出を積極的に受け入れていると言うことで、
末廣所長は「元は共産圏の国だったが、現在、日本企業の中では
ヨーロッパ中部、東部の地域で最も関心を集めている国だ」としています。
また、かつて福井県で勤務した経験がある末廣所長は「優れた企業が北陸には多いので、
今後、こうした企業とハンガリーをはじめとする中・東欧などの地域と
連携していくことに期待している」と述べました。
04/16 19:26
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