https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20210602/4000012544.html
県医師会 開業医に時間外のワクチン接種受け付け要請へ
広島県医師会は新型コロナウイルスのワクチン接種を加速するため県内の開業医に診療時間以外にも接種を受け付けるよう要請することになりました。
広島県医師会は2日、広島市東区の医師会館で会見を開き、緊急事態宣言が今月20日まで延長されたことや県内でもインドで広がる変異ウイルスへの感染が確認されていることを受け、6月と7月を「ワクチン接種強化期間」とし、新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させると発表しました。
医師会によりますと現在、県内で接種を行っている医療機関は半分にとどまっていて、これを今後、7割まで増やすことを目標するとしています。
そのうえですでに接種を行っている医療機関には休日や昼休み、それに夕方以降など診療時間外でも接種を受け付けるよう呼びかけるということです。
また、医師会では問診にかかる時間を減らし、すみやかな接種を行うために持病などを把握しているかかりつけ医がいる医療機関で接種を受けるのが望ましいと呼びかけています。
広島県医師会の松村誠会長は、「広島県医師会として全力を挙げて接種を進めている。県民のみなさんには接種券が自宅に届いたら、すみやかに接種の予約をしてほしい」と述べました。
06月02日 18時32分
NHK