仙台市青葉区でも時短要請が解除となり、6月14日、宮城県内全域の飲食店がおよそ2カ月半ぶりに通常営業に戻りました。繁華街の人出も増え、時間帯によっては前の週と比べ25%増加しました。
記者リポート
「午後9時を回りました。青葉区の国分町です。この時間でも多くの店の看板に灯りがともり、徐々ににぎわいが戻っている様子が伺えます」
20代女性
「これまでは結局、閉まっているから、おうちで飲むことになっちゃう。店が開いてくれているとうれしいなというのはあります」
県は感染状況が落ち着いていることを受け、青葉区で延長していたアルコールを提供する飲食店などへの時短営業の要請を解除。14日から2カ月半ぶりの通常営業に戻りました。
青葉区一番町にある寿司店は、14日から閉店時間を午後11時半に戻しました。14日は午後9時を過ぎた後も常連客が訪れ、感染対策に気を付けながら食事を楽しんでいました。
常連客
Q.飲みに来るのも久しぶり?
「なかなか来れないので、営業を短縮しちゃうと仕事が忙しくて」
鮮味「しゃり仙」 坂本竜男 店主
「時短解除は、正直うれしいですよね。客足の戻りを期待はしたいんですが、そこはマイペースで徐々に、徐々に」
青葉区国分町にある居酒屋でも、午後10時を過ぎてもアルコールを楽しむ客の姿がありました。
宵宮がほんず 松田啓助さん
「盛り上がっているときに『すみません、お時間なので』と言うこともないのはやっぱりいいですね」
2次会や3次会で訪れる客が多いという、この店。営業時間は午前2時までに戻りました。
宵宮がほんず 松田啓助さん
「客足でいったら正直そこまで実感はないんですけど、やっぱりこの時間までもお客さんを入れられるということは、すごく大事なこと」
スマートフォンの情報をもとに人出を推測する「Agoop」によりますと、14日夜の青葉区国分町の人出は、前の週と比べて午後9時で25.5%、午後10時で12.3%増加しました。
県は時短要請を解除する一方で、7月11日までを「リバウンド防止徹底期間」として、大人数や長時間の飲食の自粛を呼びかけています
6/15(火) 20:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/268c5c1ab354d5c69b72ea21c8ed0e47fa967066