神奈川県による新型コロナの支援給付金事業を請け負っている日本旅行が、給付金を誤って二重払いしていたことがわかりました。
神奈川県では、国の月次支援金が支払われた事業者に対する「中小企業等支援給付金事業」を独自に行っていて、支払い業務などを日本旅行に委託しています。
先月30日、日本旅行に事業者から「給付金が二重払いされた」と連絡があり、調べたところ日本旅行の担当者が支払い対象者のデータを銀行に対し誤って2回送信していたことがわかりました。このため2766件の事業者に対し給付金が二重で支払われ、およそ1億8500万円が過払いになっていたということです。
日本旅行はきょう、対象の事業者に対し返金を依頼するメールを送ることにしていて、「受給者の皆さま、神奈川県や県民の皆さまに深くお詫びし、今後、業務体制の見直しを図っていきます」とコメントしています。
TBS NEWS 2日 11時08分
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