10/24(日) 7:06配信
関西テレビ
私たちの生活に欠かせない郵便。去年の郵便物の取り扱いは約196億通。配達や収集で郵便局の職員も毎日大忙しです。そんな郵便を巡って許しがたい事件が…。
無職の佐野拓司容疑者(71)は今年6月、川崎市でポストに投函されていたレターパックを盗んだ疑いなどで逮捕されました。
ポストに手を入れ、途中で引っかかっていたものを引き抜いていたとみられています。さらに盗んだレターパックを開封し、中身を女性の下着やチラシなどに入れ替えて、再び投函していたのです。
「5年ほど前から100件やった」と供述している佐野容疑者。
<佐野容疑者の供述内容>
「バカなことをしたかった」
郵便ポストで起きた驚くべき事件に、街では…。
男性:
「何入ってるかも分からないのに、よく人の荷物とるなぁ」
女性:
「あの細いところ?入るの?手。(防犯対策で)中に工夫した方がいいんちゃう?」
別の女性:
「そんなに(幅)ないですよね?送りたいものが狭くて入らない時もあるんですよ。諦めて郵便局持っていくこともあるんで、不便かなって思ってた」
こうした声がある中、実はポストも進化。
日本郵便の担当者:
「差し出し口を大きくし、厚みのある郵便物を投函できる新型の郵便ポストを設置することに致しました。盗難の可能性も高まるということで盗難防止の工夫をしています」
郵便ポストで悪事を働くと、どんな罪になるのでしょうか。菊地幸夫弁護士に伺います。
菊地弁護士:
「窃盗は分かりやすいとして、次に郵便法違反が考えられます。郵便物を開けてしまったり、中身を捨てちゃったりする事がその法律で禁じられています。
それ以外にも、こっそりと郵便配達の業務を妨害したということで偽計業務妨害罪、あるいは例えば中身を捨ててしまったとしたら差出人への弁償、また『中に変な物が入ってた!』と受け取った人を驚かせた事への慰謝料等、民事責任も発生しかねないです。やっぱり郵便ポストは公共の物ですから、これは悪質と言えます」
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a546da3509f33771a078d39c4d00d2ec121baac