オリコンニュース 2021-12-02 14:37
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ネーミングに関わる全ての人や企業のための団体「日本ネーミング協会」は2日、今年最も称賛すべき「商品名」「サービス名」「社名」などを選ぶ『日本ネーミング大賞2021』の授賞式を開催。日本ネーミング大賞(最優秀賞)に東武鉄道と東武タウンソラマチが運営する「東京ソラマチ」が選ばれた。
同賞は、ネーミングの重要性を広く社会に発信することで、ネーミングの質と価値の向上を図り、生活文化をゆたかにし、産業の発展に寄与することを目的に称賛すべき優れたネーミングを選出・表彰するアワード。
審査対象は、2020年10月1日から、2021年9月30日までの間に、日本国内で販売または提供されている「商品名」「サービス名」「社名」などで、そのネーミングは商標登録されていること。発売・発表の年に関係はなく、いつ発売された商品でも期間中に販売・提供されていれば審査の対象となる。
東京ソラマチは、2012年5月に東京スカイツリーとともに開業した商業施設。由来は“タワーがある街”(空の街)であることをわかりやすく表現し、親しみの持てる日本語による名称で、“伝統の下町文化が根付く街であること”、“商業施設の名称でこれまでにな斬新さ”を両立させた。審査員からは「和語の商業施設の代表格。スカイツリーのふもと、という場所もイメージしやすい」「響きのよさ、イメージのよさが印象に残る。新しい造語なのに奇をてらった感じはなく、王道で堂々とした定着感のあるネーミング」と評価した。
同施設は「このような栄えある賞をいただき、誠にありがとうございます。東京ソラマチは、東京スカイツリーとともに2012年5月22日に開業し、3億人を超える多くのお客様にご来場いただきました。下町らしさを表現するために、日本語による名称にて『空の街』『東京ソラマチ』としたことで、皆様に親しみを持っていただくことができました。来年は開業10周年を迎えます。これからも多くのお客様に楽しんでいただけるよう、関係者一同、努力してまいります」とコメントしている。
■『日本ネーミング大賞2021』
【最優秀賞(大賞)】東京ソラマチ(店舗・不動産・商業施設・屋号・社名)
【優秀賞(各部門)】チョコレート効果(食品・飲料・アルコール・菓子・調味料・サプリ・アイス・スイーツ)
SEKKISEI 雪肌精(化粧品・トイレタリー・医薬品・日用品・雑貨・アパレル)
ルンバ(家電・ゲーム・自動車・情報サービス・アプリ・旅行・交通・物流)
東京ソラマチ(店舗・不動産・商業施設・屋号・社名)
ASKUL(その他)
Haconese・ハコネーゼ(ルーキー部門)
ヒツジのいらない枕(ルーキー部門)
白い恋人(地域ソウルブランド部門)
ゆめぴりか(地域ソウルブランド部門)
鍛高譚(地域ソウルブランド部門)
【審査員特別賞】空調服
ルンバ
ASKUL
【レジェンド賞】きのこの山・たけのこの里
るるぶ
バスクリン
夕張メロン