1月13日、半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が発表した2021年第4・四半期決算は、純利益が1662億台湾ドル(60億1000万米ドル)となった。写真は同社のロゴ。台湾の新竹市で昨年1月撮影(2022年 ロイター/Ann Wang)
台湾TSMC、第4四半期は16.4%増益 需要旺盛で予想上回る
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[台北 13日 ロイター] - 半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が13日発表した2021年第4・四半期決算は、純利益が前年比16.4%増加した。スマートフォンやラップトップPCなど向け半導体の強い需要が寄与し、市場予想を上回った。
純利益は1662億台湾ドル(60億1000万米ドル)。リフィニティブがまとめたアナリストの平均予想は1616億台湾ドル。前年同期は1428億台湾ドルだった。
新型コロナウイルス禍の影響で世界的に半導体が不足し、自動車メーカーやエレクトロニクス製品メーカーは減産を迫られる中、TSMCなどの半導体メーカーの受注は高水準を維持した。
第4・四半期の売上高は24.1%増の157億4000万ドル。自社予想レンジ(154億─157億ドル)の上限をわずかに上回った。前年同期は126億8000万ドル。
TSMCは昨年10月、半導体の供給不足が今年も続くとの見通しを示していた。
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