安倍晋三元首相(享年67)が奈良市内で射殺された事件で、自民党の高市早苗政調会長(61)は12日、
Twitterで“医大との連絡役”を務めたと明らかにした。
(中略)
■高市氏の権力基盤
高市氏の一連の投稿は最後、新たな決意を表明するツイートで終わった。
《安倍元総理が他界されたという現実を受け入れるまでには大変な苦痛を伴いましたが、
今後は、多くの同志議員と力を合わせて、安倍元総理の御遺志を引き継ぎ、懸命に働くことで恩返しをしてまいります》
安倍元首相の射殺事件に際し、高市氏が奔走した。これは奈良県選出の衆院議員ということだけでなく、政調会長という要職にあったことも影響を与えただろう。
だが何より、彼女が安倍元首相からひとかたならぬ“支援”を受けていたことが、最も大きな要因だったのではないだろうか。
「高市さんは『文藝春秋』2021年9月号で、自民党総裁選への出馬を宣言しました。
当初は推薦人を集められるのかさえ疑問視する声もありましたが、安倍元首相が支援を表明して流れが変わりました」(同・記者)
結果は岸田文雄首相(64)が当選を果たしたものの、高市氏は次点に食い込む大健闘だった。
「総裁選で存在感を示したこともあり、高市さんは自民党三役である政調会長の座を手に入れました。
しかしその後は、茂木敏充幹事長(66)との不仲が報道されるなど、存在感を発揮できていません。
なぜ高市さんの“権力基盤”が脆弱なのか、それは彼女がどこの派閥にも所属していない“無派閥”だということも原因の一つでしょう」(同・記者)
■森元首相と高市氏
ちなみに茂木氏と高市氏の不仲は、デイリー新潮も4月14日配信の「茂木幹事長VS高市政調会長 不仲の全真相 自民党幹部『もはや子どもの喧嘩状態』」で詳報している。
筆者は政治ジャーナリストの青山和弘氏だ。
ではここで、高市氏の当選歴を振り返ってみよう。彼女が初当選を果たしたのは1993年だが、その時は無所属だった。
「高市さんは93年の衆院選に旧奈良県全県区から無所属で出馬し、初当選を果たしました。
その頃から森喜朗元首相(84)と距離が近いことが話題になっていましたが、その後、自由党や新進党の議員として活動しました。
しかし96年、自民党に入党し、派閥は清和政策研究会を選びます。清和研が旧森派であり、今の安倍派であることは言うまでもありません」(同・記者)
高市氏と森氏の関係については、デイリー新潮が2021年9月26日に配信した「高市早苗の後ろ盾は安倍前首相ではなく森喜朗元首相? 『勝手補佐官』で強固な師弟関係」で詳報している。
興味のある方はご覧いただきたいが、2012年に高市氏は清和研を退会し、今に至るまで無派閥だ。安倍元首相が“たった1人の後ろ盾”だとする見方は強かった。
「少なくとも自民党内では、安倍さんが総裁選で支援したからこそ、高市さんは政調会長に就任したと見られています。
ところが、その安倍さんが凶弾に倒れてしまった。どうしても党内では、高市さんの今後について関心が高まってしまうでしょう」(同・記者)
■高市氏の今後
朝日新聞は今年2月1日、「(底流2022)『保守派のスター』試練の高市氏 安倍元首相の後ろ盾、どこまで」の記事を掲載した。
《安倍氏は、衆院選後に派閥の会長に就任。高市氏が再加入するとの臆測も飛んだが、実現しなかった。
派内には萩生田光一経済産業相、西村康稔前経済再生相ら、安倍氏に近く「次」をうかがう面々もいる》
《総裁選に立候補できたことや多くの議員票を獲得できたことも、安倍氏の支援があってこそ――。
自民内では高市氏について、そんな見方が強い。
別の派閥のベテランは「派閥に戻れず、仲間作りもこれから。頼みの安倍さんもどうするか。このまま存在感を失っていくかもしれない」》
朝日新聞の記事では、ベテラン議員が「頼みの安倍さんもどうするか」とコメントした。だが、安倍元首相は亡くなってしまった。
「高市さんは安倍元首相という後ろ盾を失った結果、党内でも『存在感が徐々に失われるのでは』との声があります。
焦点は、9月頭に予定されている党の役員人事でしょう。これまで『次の人事で、高市さんは政調会長を外される』ことが既定路線だと言われていました」(同・記者)
(以下略、全文はソースにて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/22376d29cf8fea920305df1be116f59eca807776?page=1
※前スレ
http://2chb.net/r/newsplus/1657942341/
Twitterで“医大との連絡役”を務めたと明らかにした。
(中略)
■高市氏の権力基盤
高市氏の一連の投稿は最後、新たな決意を表明するツイートで終わった。
《安倍元総理が他界されたという現実を受け入れるまでには大変な苦痛を伴いましたが、
今後は、多くの同志議員と力を合わせて、安倍元総理の御遺志を引き継ぎ、懸命に働くことで恩返しをしてまいります》
安倍元首相の射殺事件に際し、高市氏が奔走した。これは奈良県選出の衆院議員ということだけでなく、政調会長という要職にあったことも影響を与えただろう。
だが何より、彼女が安倍元首相からひとかたならぬ“支援”を受けていたことが、最も大きな要因だったのではないだろうか。
「高市さんは『文藝春秋』2021年9月号で、自民党総裁選への出馬を宣言しました。
当初は推薦人を集められるのかさえ疑問視する声もありましたが、安倍元首相が支援を表明して流れが変わりました」(同・記者)
結果は岸田文雄首相(64)が当選を果たしたものの、高市氏は次点に食い込む大健闘だった。
「総裁選で存在感を示したこともあり、高市さんは自民党三役である政調会長の座を手に入れました。
しかしその後は、茂木敏充幹事長(66)との不仲が報道されるなど、存在感を発揮できていません。
なぜ高市さんの“権力基盤”が脆弱なのか、それは彼女がどこの派閥にも所属していない“無派閥”だということも原因の一つでしょう」(同・記者)
■森元首相と高市氏
ちなみに茂木氏と高市氏の不仲は、デイリー新潮も4月14日配信の「茂木幹事長VS高市政調会長 不仲の全真相 自民党幹部『もはや子どもの喧嘩状態』」で詳報している。
筆者は政治ジャーナリストの青山和弘氏だ。
ではここで、高市氏の当選歴を振り返ってみよう。彼女が初当選を果たしたのは1993年だが、その時は無所属だった。
「高市さんは93年の衆院選に旧奈良県全県区から無所属で出馬し、初当選を果たしました。
その頃から森喜朗元首相(84)と距離が近いことが話題になっていましたが、その後、自由党や新進党の議員として活動しました。
しかし96年、自民党に入党し、派閥は清和政策研究会を選びます。清和研が旧森派であり、今の安倍派であることは言うまでもありません」(同・記者)
高市氏と森氏の関係については、デイリー新潮が2021年9月26日に配信した「高市早苗の後ろ盾は安倍前首相ではなく森喜朗元首相? 『勝手補佐官』で強固な師弟関係」で詳報している。
興味のある方はご覧いただきたいが、2012年に高市氏は清和研を退会し、今に至るまで無派閥だ。安倍元首相が“たった1人の後ろ盾”だとする見方は強かった。
「少なくとも自民党内では、安倍さんが総裁選で支援したからこそ、高市さんは政調会長に就任したと見られています。
ところが、その安倍さんが凶弾に倒れてしまった。どうしても党内では、高市さんの今後について関心が高まってしまうでしょう」(同・記者)
■高市氏の今後
朝日新聞は今年2月1日、「(底流2022)『保守派のスター』試練の高市氏 安倍元首相の後ろ盾、どこまで」の記事を掲載した。
《安倍氏は、衆院選後に派閥の会長に就任。高市氏が再加入するとの臆測も飛んだが、実現しなかった。
派内には萩生田光一経済産業相、西村康稔前経済再生相ら、安倍氏に近く「次」をうかがう面々もいる》
《総裁選に立候補できたことや多くの議員票を獲得できたことも、安倍氏の支援があってこそ――。
自民内では高市氏について、そんな見方が強い。
別の派閥のベテランは「派閥に戻れず、仲間作りもこれから。頼みの安倍さんもどうするか。このまま存在感を失っていくかもしれない」》
朝日新聞の記事では、ベテラン議員が「頼みの安倍さんもどうするか」とコメントした。だが、安倍元首相は亡くなってしまった。
「高市さんは安倍元首相という後ろ盾を失った結果、党内でも『存在感が徐々に失われるのでは』との声があります。
焦点は、9月頭に予定されている党の役員人事でしょう。これまで『次の人事で、高市さんは政調会長を外される』ことが既定路線だと言われていました」(同・記者)
(以下略、全文はソースにて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/22376d29cf8fea920305df1be116f59eca807776?page=1
※前スレ
http://2chb.net/r/newsplus/1657942341/