中島健
2022/9/14 18:00
宮崎県は14日、10月に鹿児島県で開かれる全国和牛能力共進会(全共)に出場予定だった県家畜改良事業団が管理する種雄牛「守浩桜(もりひろさくら)」が、出場に必要な予防接種をしていなかったため、出場を辞退すると発表した。出場するはずだった1区に代わりの牛も出さない。
全共は、5年に1度開かれ、生産者が牛の体形や肉質などから改良の成果や飼育技術を競うことから「和牛のオリンピック」とも呼ばれる。宮崎県は、最高賞の内閣総理大臣賞を3大会連続で受賞しており、10月6~10日に開かれる鹿児島大会で4大会連続をめざしている。
県によると、接種が必要だったワクチンは、ウイルスで引き起こされるアカバネ病などの病気による出産への影響を予防する牛異常産ワクチン。繁殖雌牛では毎年接種することが勧められているが、雄牛に接種することはほとんどないという。全共には雄牛も雌牛も出場するため、家畜衛生対策要領で接種が定めてあった。
事業団によると、普段、管理…
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ9G54RVQ9GTNAB003.html
2022/9/14 18:00
宮崎県は14日、10月に鹿児島県で開かれる全国和牛能力共進会(全共)に出場予定だった県家畜改良事業団が管理する種雄牛「守浩桜(もりひろさくら)」が、出場に必要な予防接種をしていなかったため、出場を辞退すると発表した。出場するはずだった1区に代わりの牛も出さない。
全共は、5年に1度開かれ、生産者が牛の体形や肉質などから改良の成果や飼育技術を競うことから「和牛のオリンピック」とも呼ばれる。宮崎県は、最高賞の内閣総理大臣賞を3大会連続で受賞しており、10月6~10日に開かれる鹿児島大会で4大会連続をめざしている。
県によると、接種が必要だったワクチンは、ウイルスで引き起こされるアカバネ病などの病気による出産への影響を予防する牛異常産ワクチン。繁殖雌牛では毎年接種することが勧められているが、雄牛に接種することはほとんどないという。全共には雄牛も雌牛も出場するため、家畜衛生対策要領で接種が定めてあった。
事業団によると、普段、管理…
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ9G54RVQ9GTNAB003.html