新型コロナウイルスのワクチン接種会場に押し入ったとして、建造物侵入罪に問われた反ワクチン団体「神真都Q会」理事倉岡宏行被告(44)に対し、東京地裁(平出喜一裁判長)は22日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。
倉岡被告は11月の被告人質問で、団体には使途不明金などの問題があるとし、解散の手続きを取りたいと述べていた。団体は米国の過激な陰謀論勢力「Qアノン」日本支部を自称。一般社団法人として登記され、子どもの健全育成などを事業目的としている。
起訴状によると、倉岡被告らは東京都新宿区などの接種会場に侵入したとされる。
共同通信
2022/12/22 10:07 (JST)
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