新型コロナウイルスに感染した人が、だるさや呼吸困難といった後遺症で受診する割合は、感染しなかった人が同様の症状で医者にかかる割合と比べ、
最大で約7倍になるとの試算を、名古屋工業大の平田晃正教授らのチームが12日までにまとめた。
健康保険組合などのレセプトのうち、2018年度以降、継続して受診があった約125万人分のデータを基に算出した。
第3波の終わり(21年3月)までの感染者の後遺症での受診割合は16・0%で、非感染者(2・3%)の約7倍だった。
続く第4、5波の受診割合の差は5〜7倍だったが、オミクロン株が主流となった第6波では2・4倍に縮まった。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/224886