2023年1月31日 16時00分
新型コロナ禍を象徴するマスク。政府は今後、屋内外問わず着用するかしないかは「個人の判断にゆだねる」ことにするという。とはいえ、共同通信の世論調査では60代以上の高齢者層で75%、30代以下でも48%がマスクを外すことに不安感を持つといい、すぐにノーマスク社会に転換するかは分からない。場合によっては新たなトラブル、社会の分断も起きかねないマスク問題。どうすればいいか。(宮畑譲、岸本拓也)
◆「自分だけ外すのは勇気がいる」
30日午前、東京都千代田区の日比谷公園から有楽町、東京駅周辺を「こちら特報部」の記者が歩いてみた。屋外では一部「鼻出しマスク」をしている人はいたが、大半の人はしっかりと着用していた。現時点で「自己判断」で外す人はそれほど多くなさそうだ。
「不快に思う人もいると思う。自己判断で外すとなると、もう少し周りの様子を見てからかな」。友人とマスク着用で公園を散策していた男子大学生(21)はこう控えめに話した。
同じく公園を歩いていた野村憲治さん(75)=東京都練馬区=は「感染が怖いわけじゃないけど、コロナもなくなるわけではないし、広がってほしくない。屋内では着けてほしい」と着用緩和による感染拡大を懸念していた。
マスク着用が常態化したことで、外すことに違和感を感じる人もいるようだ。
「もう恥ずかしくて外せないですよ! 外すと誰か分からない。自分もそうだと思う」。こう力説したのは、茨城県から有楽町へ観劇に来ていた60代の女性会社員。仕事は美容系で「接客業なので外せない。けど、夏はつらいので外したい」とも漏らした。
目元だけ化粧をするようになった人もいるとされるが、有楽町に買い物に来ていた東京都荒川区の主婦(39)は「私は全部化粧をするので、外して恥ずかしいとは感じないが、安心のために外せない。みんなしているのに自分だけ外すのは勇気がいる」と簡単に外せない理由を語った。
慎重な意見の一方、緩和に賛成だったのは、就職活動中の横浜市の男性(65)。マスクをせずに歩いていたところを話しかけると、慌てて着けて答えた。「マスクの有効性がどれだけなのかよく分からない。今日、マスクをして面接したが、本当の表情が分からず、人と会った気がしない。外すのは自然な流れなんじゃないか」
◆各業界は政府方針に右へ倣え
これまで着用を呼びかけてきた公共交通機関などは、政府の方針変更を受けてどうするのか。今は政府が具体的な方針を打ち出すのを、横並びで待っているのが実情のようだ。
JR各社や大手私鉄、国土交通省はガイドラインをつくり、乗客には正しいマスクの着用や会話の抑制を呼びかける。今後について、JR東日本の広報は「関係行政機関と必要な対応を適切に行っていく」とする。
大手航空会社も業界団体が作成したガイドラインに準拠しており、機内ではマスク着用を求めている。日本航空(JAL)、全日空(ANA)ともに「今後もガイドラインにのっとる」とのこと。教育現場も同様のようで、東京都教育委員会は、会話の際は着用が基本とし、「現時点で方針は変わらない。国の通知などを受け、変更があれば対応を変えていく」とする。
各業界ともガイドラインに沿って対策を行っているわけだが、内容はどれも政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を基に作られている。つまり、政府の基本方針が変更されない限り、公共の場でのマスク着用の呼びかけが変わる可能性も低そうだ。
以下略、続きはソースで
https://www.tokyo-np.co.jp/article/228322
★1:2023/01/31(火) 18:21:57.28
前スレ
【東京新聞】マスク巡る分断再び? 政府は「個人の判断」と言うが…同調圧力社会の日本で外せるのか ★2 [nita★]
http://2chb.net/r/newsplus/1675167169/
新型コロナ禍を象徴するマスク。政府は今後、屋内外問わず着用するかしないかは「個人の判断にゆだねる」ことにするという。とはいえ、共同通信の世論調査では60代以上の高齢者層で75%、30代以下でも48%がマスクを外すことに不安感を持つといい、すぐにノーマスク社会に転換するかは分からない。場合によっては新たなトラブル、社会の分断も起きかねないマスク問題。どうすればいいか。(宮畑譲、岸本拓也)
◆「自分だけ外すのは勇気がいる」
30日午前、東京都千代田区の日比谷公園から有楽町、東京駅周辺を「こちら特報部」の記者が歩いてみた。屋外では一部「鼻出しマスク」をしている人はいたが、大半の人はしっかりと着用していた。現時点で「自己判断」で外す人はそれほど多くなさそうだ。
「不快に思う人もいると思う。自己判断で外すとなると、もう少し周りの様子を見てからかな」。友人とマスク着用で公園を散策していた男子大学生(21)はこう控えめに話した。
同じく公園を歩いていた野村憲治さん(75)=東京都練馬区=は「感染が怖いわけじゃないけど、コロナもなくなるわけではないし、広がってほしくない。屋内では着けてほしい」と着用緩和による感染拡大を懸念していた。
マスク着用が常態化したことで、外すことに違和感を感じる人もいるようだ。
「もう恥ずかしくて外せないですよ! 外すと誰か分からない。自分もそうだと思う」。こう力説したのは、茨城県から有楽町へ観劇に来ていた60代の女性会社員。仕事は美容系で「接客業なので外せない。けど、夏はつらいので外したい」とも漏らした。
目元だけ化粧をするようになった人もいるとされるが、有楽町に買い物に来ていた東京都荒川区の主婦(39)は「私は全部化粧をするので、外して恥ずかしいとは感じないが、安心のために外せない。みんなしているのに自分だけ外すのは勇気がいる」と簡単に外せない理由を語った。
慎重な意見の一方、緩和に賛成だったのは、就職活動中の横浜市の男性(65)。マスクをせずに歩いていたところを話しかけると、慌てて着けて答えた。「マスクの有効性がどれだけなのかよく分からない。今日、マスクをして面接したが、本当の表情が分からず、人と会った気がしない。外すのは自然な流れなんじゃないか」
◆各業界は政府方針に右へ倣え
これまで着用を呼びかけてきた公共交通機関などは、政府の方針変更を受けてどうするのか。今は政府が具体的な方針を打ち出すのを、横並びで待っているのが実情のようだ。
JR各社や大手私鉄、国土交通省はガイドラインをつくり、乗客には正しいマスクの着用や会話の抑制を呼びかける。今後について、JR東日本の広報は「関係行政機関と必要な対応を適切に行っていく」とする。
大手航空会社も業界団体が作成したガイドラインに準拠しており、機内ではマスク着用を求めている。日本航空(JAL)、全日空(ANA)ともに「今後もガイドラインにのっとる」とのこと。教育現場も同様のようで、東京都教育委員会は、会話の際は着用が基本とし、「現時点で方針は変わらない。国の通知などを受け、変更があれば対応を変えていく」とする。
各業界ともガイドラインに沿って対策を行っているわけだが、内容はどれも政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を基に作られている。つまり、政府の基本方針が変更されない限り、公共の場でのマスク着用の呼びかけが変わる可能性も低そうだ。
以下略、続きはソースで
https://www.tokyo-np.co.jp/article/228322
★1:2023/01/31(火) 18:21:57.28
前スレ
【東京新聞】マスク巡る分断再び? 政府は「個人の判断」と言うが…同調圧力社会の日本で外せるのか ★2 [nita★]
http://2chb.net/r/newsplus/1675167169/