安倍派会計責任者 初公判 起訴内容大筋で認める 政治資金問題 | NHK | 政治資金
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240510/k10014445151000.html
2024年5月10日 15時27分
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、安倍派「清和政策研究会」の収支報告書におよそ6億7500万円のパーティー収入などを記載しなかったとして政治資金規正法違反の虚偽記載の罪に問われている派閥の会計責任者の初公判が開かれ、会計責任者は起訴された内容を大筋で認めました。
安倍派「清和政策研究会」の会計責任者、松本淳一郎被告(76)は、おととしまでの5年間であわせておよそ6億7500万円のパーティー収入などを派閥の政治資金収支報告書に収入として記載せず、議員側にキックバックした分などほぼ同額の支出も記載しなかったとして、政治資金規正法違反の虚偽記載の罪に問われています。
東京地方裁判所で開かれた初公判で松本・会計責任者は起訴内容について尋ねられると、「一部間違いがあります。具体的には一部の年の政治資金パーティー収入のうち口座の入金がされていなかったものは認識していませんでした。そのほかは間違いありません」と述べ、大筋で認めました。
一連の事件では安倍派、二階派、岸田派の会計責任者や元会計責任者、派閥の議員やその秘書らあわせて10人が政治資金規正法違反の罪で立件され、このうち4人は罰金などの略式命令が確定していますが、公開の法廷で審理が行われるのは今回が初めてです。
派閥から所属議員側へのキックバックの実態や、その分を政治資金収支報告書に記載しない運用が続けられてきた経緯がどこまで明らかになるのかが注目されます。
松本・会計責任者とは
(略)
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