中谷防衛相、米軍在沖縄海兵隊のグアム移転開始を名護市長に伝達「可能な限り早期に移転」 - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20241214-KZXEMZ5VCZP3FASWB4Q3JXUYA4/
2024/12/14 19:37 大竹 直樹
沖縄県名護市長との会談で在沖縄米海兵隊の米領グアムへの移転を開始したと述べる中谷元・防衛相=14日午後(大竹直樹撮影)
沖縄県を訪問している中谷元・防衛相は14日、名護市内で渡具知武豊(とぐちたけとよ)市長と面談し、在日米軍再編に伴う在沖縄米海兵隊の米領グアム移転の第1弾として、沖縄県に駐留する米海兵隊の先遣隊が移転を始めたと伝えた。グアム移転はインド太平洋地域で日米同盟の抑止力を強化しつつ、沖縄の基地負担を軽減する狙いがある。
米海兵隊の第3海兵機動展開部隊の後方支援要員約100人がグアム島の新基地「キャンプ・ブラズ」に移転。中谷氏は記者団に「今後、4千人以上の要員が移転する」と述べ、「可能な限り早期に移転できるよう、引き続き米側と協議を進める」とした。名護市の渡具知市長は「米軍基地が存在することによる負担軽減につながるものと思う」と評価した。
中谷氏の沖縄訪問は防衛相就任後初めて。13日夜に沖縄入りし、14日は国立沖縄戦没者墓苑(糸満市)で献花した後、米軍那覇港湾施設(那覇市、那覇軍港)や那覇軍港の移設先である浦添市西海岸、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設先の名護市辺野古などを視察した。
15日には同県の玉城デニー知事のほか地元首長らと会談し(略)
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