9日午前、千葉市中央区のJR千葉駅近くにあるビルの解体工事現場で、建物の天井が抜けてがれきが落下し、3人が巻き込まれました。このうち男性1人が心肺停止の状態で、別の1人は現在もがれきの下敷きになっていて、救助活動が続けられています。
消防によりますと、9日午前10時ごろ、千葉市中央区富士見で、解体工事が行われていたビルの2階の天井が抜けてがれきが地上に落下し、3人が巻き込まれました。
このうち2人はがれきの下敷きになり、70代の男性が救助されて病院に搬送されましたが、心肺停止の状態だということです。
もう1人は現在も消防隊による救助活動が続けられています。
このほか、30代の男性1人がけがをして病院に搬送されたということですがけがの程度は分かっていません。
現場は、JR千葉駅から東に200メートほどのビルなどが建ち並ぶエリアです。
消防や警察は残された1人の救助を急ぐとともに、事故の原因を調べることにしています。
NHK 2025年1月9日 12時06分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250109/k10014688681000.html