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1考える名無しさん2020/11/11(水) 18:54:43.870
マルクス、三木清、渡邊二郎、ヴィンデンバルト、E. H. カー、野家啓一らを意識しつつ、
色々みんなで考えて行こう。

2考える名無しさん2020/11/11(水) 19:05:01.600
手に入れやすいのは
カーの『歴史とは何か』、マルクスの『ドイツ・イデオロギー』・『経済学批判』かな。

3考える名無しさん2020/11/11(水) 19:19:13.880
渡邊二郎と野家啓一の歴史に関する著作は、
Amazonレビューでけちょんけちょんに言われているな。

4考える名無しさん2020/11/11(水) 19:30:54.230
そういう時はbooklogでの評価も見たりするんだが、
渡邊二郎のはレビューがなくて、
野家啓一のに関しては全て好評だな。

5考える名無しさん2020/11/11(水) 19:34:22.090
>>1
ヴィンデルバントだな。

6考える名無しさん2020/11/11(水) 19:47:17.660
ヘーゲルの歴史哲学も歴史を考える上で忘れちゃいかんな。

7クソスレ立てんな2020/11/11(水) 20:12:19.560
クソスレ立てんな

8考える名無しさん2020/11/11(水) 20:17:32.380
>>7
んなこと言わずに考えを巡らせようぜ。
情報提供はしたからさ。

9考える名無しさん2020/11/11(水) 20:20:46.900
渡邊二郎は三木清にかなり影響を受けている。
そんなに左翼的な学者だとは思えないが、
やはりそうした立場を超えて、戦前に弾圧された三木の『歴史哲学』を
高評価していると言えるだろう。

10考える名無しさん2020/11/11(水) 20:38:14.320
右翼とみなされやすいクローチェもまた重要だな。

11考える名無しさん2020/11/11(水) 20:41:35.560
国学と歴史学で分けて整理すれば終わる話では?
分け切れない部分はもちろんあるが

12考える名無しさん2020/11/11(水) 20:45:58.290
大学の組織・カリキュラムの視点ね。
国史学科とか昔は言われていたよね。
日本史学者の坂野潤治ははっきり言って左翼的視点から本を書いていたが、
東大の国史学科卒なんだよな。愛国的左翼なんだという理解の仕方もあるだろうけど。

13考える名無しさん2020/11/11(水) 20:51:38.010
まあでも坂野潤治は近代日本政治史を専門としていたから、
日本のアカデミアで研究している限り、国史でも違和感はそんなにないんだよな。
生活史、社会史、民衆史だと印象がちょっと違って来るが。
民衆思想の安丸良夫は京都大学国史学専攻卒ってのが時代の違いを考えさせられる。

14考える名無しさん2020/11/11(水) 21:02:30.490
網野善彦も民衆に着目して有名になったが、
日本という国家単位について考える人でもあった訳で、
やはり国史学専攻卒だけあるなと思わされる。

15考える名無しさん2020/11/11(水) 21:07:15.960
現代思想は左翼かリベラル、せいぜい共和主義者の中でアカデミアが完結し、
分析哲学はせいぜいデモクラシー忘れんなよ程度の政治性しかないのと対照的に、
歴史分野は左右、リベラル・保守といった両極を引き寄せる磁場があるように思える。

16考える名無しさん2020/11/11(水) 21:35:02.450
たんに歴史という分野の裾野が広いだけだろ
どんなに勉強と無縁でも思い入れのある歴史は熱く語れる

17考える名無しさん2020/11/11(水) 21:38:17.530
そう言われてみると、
ひと頃に比べると熱気は冷めているのが色んな意味で幸いかな
と思われる。

18考える名無しさん2020/11/11(水) 21:47:21.310
抽象的な現代哲学は左翼しかやらない、と表すか
右翼は抽象的な現代哲学に手も出せない、と表すか
それもまた視点(哲学史観?)次第

手堅い名前が多く挙がってるけど
ウォーラーステイン、ベンヤミン、フーコーも出すだけ出しとこうか

19考える名無しさん2020/11/11(水) 22:10:56.970
ベンヤミンには『歴史の概念について』という著作があったのか・・
知らなかった。。

20考える名無しさん2020/11/11(水) 23:05:01.570
要約すると高位の産業が出現するほど、下位の産業では理解できない
奇抜な行動に出る奴らが増えるというような話だが、実際のところ
お前は現状に混乱しているのか?どうなんだ?

21考える名無しさん2020/11/11(水) 23:13:47.930
無謀さに憧れる。大学院に通いながら向精神薬を貪り食らう
そのエキセントリックさに投資する。って事じゃないの?大学

22考える名無しさん2020/11/11(水) 23:15:36.100
世知辛い世の中だなあと痛感して今の自分の境遇に感謝している。

23考える名無しさん2020/11/11(水) 23:26:32.990
要約すると、ヤツは俺よりも低位の産業形態に位置しているという、
そっちの件に対して危機感を抱いているという事だろう。
じゃあまさに、修士貴様とは暮らす次元が違うというようなことだな。

24考える名無しさん2020/11/11(水) 23:30:21.140
まぁ物事を多面的に捉えたら哲学じゃないからな。

25考える名無しさん2020/11/11(水) 23:30:53.530
まあなるようになるさ

26考える名無しさん2020/11/11(水) 23:43:34.060
パースペクティブ主義はお嫌いか?

27考える名無しさん2020/11/11(水) 23:50:19.290
相対主義みたいなもんか?

28考える名無しさん2020/11/12(木) 00:02:54.250
その一語で済ますのはどうだろうかとも思うが…

ニーチェは歴史論があるし、ちょっとは齧っておこう
渡邊二郎→ハイデガー→ニーチェ といずれ遡ることになる
相対主義といえばむしろ19c以来の歴史主義の話かな

29考える名無しさん2020/11/12(木) 01:08:22.960
>>27
波平の記憶のこと

30考える名無しさん2020/11/12(木) 07:18:37.180
>>15
そりゃ歴史だけは主体そのものだしな

31考える名無しさん2020/11/12(木) 13:53:34.310
マルクス主義的歴史観はともかく、
唯物史観自体は有効なものだと思う。

32考える名無しさん2020/11/12(木) 13:57:58.630
>>31
その2つの違いが分かりかねるのだが?

33考える名無しさん2020/11/12(木) 14:02:09.680
唯物史観とは、マルクス主義的な歴史観のことだ

一体、何の話だと思ってるのか?

34考える名無しさん2020/11/12(木) 14:04:04.650
輿




35考える名無しさん2020/11/12(木) 14:05:15.350
>>32
マルクス主義的歴史観は、イギリスと同じように他の西欧諸国でも
封建制が解体されて資本主義的生産様式が定着し、そして資本主義の矛盾から
革命が起こるみたいな感じ。

唯物史観は物質が人間の意識を規定する。経済が政治文化法律を規定する。
生産力の変化が新しい生産様式を求めるようになる。という感じ。

36考える名無しさん2020/11/12(木) 14:07:14.530
唯物史観はもちろんマルクスの主張の影響を受けているのだが、
日本ではマルクスを受容した三木清とかによって
「事実が意識を規定する」などと応用されている。

37考える名無しさん2020/11/12(木) 14:16:32.370
>>35
> 唯物史観は物質が人間の意識を規定する。経済が政治文化法律を規定する。
> 生産力の変化が新しい生産様式を求めるようになる。という感じ。

それがマルクス理論のエッセンス

マルクス主義の歴史観そのものだ

38考える名無しさん2020/11/12(木) 14:18:43.040
>>36

> 唯物史観はもちろんマルクスの主張の影響を受けているのだが、

それは、「仏教は釈迦の影響を受けている」というようなものだ

39考える名無しさん2020/11/12(木) 15:09:08.890
唯物論自体はマルクスより前からあるけど、
唯物史観はマルクスのオリジナルだもんな・・

40考える名無しさん2020/11/12(木) 15:17:31.010
渡邊二郎が『歴史の哲学』で三木清の『歴史哲学』を引用しているから
三木清の同書を古本の全集第6巻で手に入れて1章読んだ訳だが、
『歴史とは何か』の脚注をよ〜く見ると原著で引用していた。

41考える名無しさん2020/11/12(木) 16:51:22.260
まあだから三木の本を精読する機会を与えられたと思うようにしよう。

42考える名無しさん2020/11/12(木) 17:26:29.730
「原‐『日本語』」は、中国大陸、朝鮮半島、日本列島にわたる広域の水路で
交易のために中国語を流用することによって形成されたピジン言語であるという
想定は、合理的であるとともにとても魅力的だ。人々が統治のために管理する
境界は、勢力関係に応じて時とともに大きく変動する。中国大陸、朝鮮半島、
日本列島の関係を考えるとき、現在において、または歴史的資料から知られる
統治体制の境界を暗黙の前提としてしまう偏見に強く縛られるが、時代錯誤に
陥らないために最も重視しなければならないのは、統治体制を確立しようとする
ことを含めた、人々の活動である。

43考える名無しさん2020/11/12(木) 17:26:41.060
historische Materialismusと
historische Dialektikが違うとかいう話になるとよく分かんね

44考える名無しさん2020/11/12(木) 17:37:40.550
唯物論と弁証法は全然違うものでしょう。
物質が意識を規定するとする見方の唯物論はカントにも批判されていた。
弁証法はある議論と別の議論が双方を打ち消しあうようにして結合して
新たな議論を作り出すという議論のあり方。

45考える名無しさん2020/11/12(木) 17:39:54.450
>>42
我々が日本史を作る主体なんだよな。

46考える名無しさん2020/11/12(木) 18:10:40.780
>>45
評論や解釈はそれでいい、でも、事実と異物を捏造し、
偶像的な標識や定義や看板や銅像や異物を作り出し
流れを作り出そうとする嘘つきの技術こそ
滅ぼす必要があります。
事実は常に解釈する側の何かであっても、誰かが説明する
主体思想ではないのです。

47考える名無しさん2020/11/12(木) 18:11:23.660
>>44
議論が正しく成立する方法を学んでください、その条件すらしらないなら
自分をのろったほうがいいです。

48考える名無しさん2020/11/12(木) 18:17:58.060
>>46
事実は誰かに主体的に作られるものなんじゃないの

>>47
まだまだ議論とかする段階じゃないでしょ。
資料集めで精一杯。
と言うか、議論が成立するなどということは
僥倖そのものなのでは。

49考える名無しさん2020/11/12(木) 19:57:17.000
唯物史観に則って書かれた歴史書の方が
実証主義的に書かれた歴史書よりも読みやすい。

50考える名無しさん2020/11/12(木) 20:05:55.770
例)
前者:永原慶二
後者:石井進

51考える名無しさん2020/11/12(木) 20:09:47.910
イデオロギーや思想が入った文章は嫌だという向きも多いが、
いやいやどうして、そういうものは文章を読み進めるのに必要な潤滑油のように思える。

以前網野善彦の処女作を京都の古本屋で立ち読みしたことがあるが、
石井進のような感じの本だった。それが時代が下って、被差別民や都市住民に
焦点を当てるような思想の本を書くようになって、良くも悪くも売れっ子になった。

52考える名無しさん2020/11/12(木) 21:38:09.920
もちろん、網野善彦は実証主義を捨てた訳ではなく、
『中世再考』という本では石井進の著作を引用している。

53考える名無しさん2020/11/12(木) 21:45:11.990
イデオロギーや思想で脚色されて、資料の提示と解釈が軽視されるから、
良くも悪くも、映画やテレビドラマのシナリオが面白いかどうかというのと
同じような評価しかできない。

54考える名無しさん2020/11/12(木) 21:49:19.260
確かに、
歴史学が客観的妥当性を目標とはしていても、
歴史学者が記述する訳だから記述としての歴史が主観的であり、
出来事としての歴史が客観的だとされるのはそういう所にあるだろうね。

55考える名無しさん2020/11/12(木) 21:57:57.200
「被差別民」については、歴史的な資料がほとんど公開されていない、
もしくはよほどの専門家以外は容易にアクセスできない状態にあるのに、
「超歴史的」に誰もが知っている自明の存在であると見なすように
誘導されている。そのため、「被差別民」問題にはすべての人が
配慮すべきである、とされながら、その具体的な問題自体は、
得体の知れないものとなっている。

56◆P1F.MDbmTg 2020/11/12(木) 22:07:44.060
日本にはサンカというのもあるが

57考える名無しさん2020/11/12(木) 22:08:46.530
一般認識として「被差別民」が従事していた職業や職能とされるものに
携わっていたのに、まったく「被差別民」と見なされていない人々も
いれば、同じ村のなかで、明らかにされていない何らかの歴史的な
理由により、被差別民とされることになった人々とそうでない人々が
分かれていたりする。それでも、それがどのような歴史的な経緯による
のかを知ろうとすること自体が、「無用で有害な詮索」と見なされ、
道徳/倫理的に忌避すべきこととされるので、結局、「被差別」
というのがどのようなものであるのか不明のまま、「被差別民
を差別するな」という訳の分からないスローガンだけが独り歩きする。

58◆P1F.MDbmTg 2020/11/12(木) 22:32:12.190
被差別部落には、江戸時代や明治時代、専売特許である職業を生業としてきたことで差別された部落と、もう一つ犯罪を犯したり、
非人道的なおこないをした人間の隔離スペースであった地域という非難の部落がある。

後者の人間の集まりは、やはり非道な行いをする人間も結構いる。

59◆P1F.MDbmTg 2020/11/12(木) 22:32:36.010
非人の部落

60考える名無しさん2020/11/12(木) 22:53:00.140
比較的オープンに被差別部落の歴史的題材を扱った文献の抜き書きが投下されているスレは
こちらになります。

【藤内】富山県の部落問題2
http://2chb.net/r/rights/1249652142/

61考える名無しさん2020/11/12(木) 22:54:48.260
差別する側がまず超歴史的で自明なものとして差別を行ってるし
反差別はそれに対して社会的マナーを唱えてるだけやぞ

62考える名無しさん2020/11/12(木) 22:56:49.600
>>43
イルカとサメの違いやな
正直全然別もんだけどフォーカスポイントが一緒なんで結論は似てくる
物資ベースの歴史と政権交代ベースの歴史なんてどっちも最後に描き出すのは闘争史や

63◆P1F.MDbmTg 2020/11/12(木) 23:07:01.900
ちなみに東北地方には被差別部落はないとされているが、ファクトなのか?

64◆P1F.MDbmTg 2020/11/12(木) 23:11:40.410
掛川市に他の市町村では名門である「柳沢」と「伊東」が差別を被っていると聞いたが、柳沢は徳川幕府の旗本だし、伊東は全国的には華族が多い。
つまり、ある地域では名門で、地方のとある地域では差別を受けたという苗字があるということ。

65考える名無しさん2020/11/13(金) 03:26:25.910
ちな高卒者7割構成の日本で
日本は学歴社会だとか修士が云々だとか、ごく一部の人達のみで盛り上がってたけど
あの後どうなったん?消息は?

66◆P1F.MDbmTg 2020/11/13(金) 03:43:44.960
どうなったって、ふじみ野の駅をアテもなく彷徨ったが

67考える名無しさん2020/11/13(金) 03:44:31.660
正確には大学を卒業してない人が7割だが、確かにお前の言う通りだ。
他の人達は、走り屋やらデスコやらライブやら女子高生やらなんやらそれぞれで、
学歴修士と騒いでいるマイノリティを全く相手にしていなかった感は否めない。

68考える名無しさん2020/11/13(金) 03:48:32.600
ほとんど相手にされてないのにマイノリティ趣味喋り続けるとかやばいよな。
事実上のシカトかな?

69考える名無しさん2020/11/13(金) 03:59:57.450
だからようは近頃○○が流行っているってのは、ようは心理ケアの分野の話題で、
人数配分についてはしっかりと現実のほうを見て、冷静に考えて下さいってことよ?
通常ではあり得ないほど気が大きくなる精神の病気でも無い限り、流石にわかるよな?

70考える名無しさん2020/11/13(金) 04:03:31.740
病的に気が大きくなるやつらは闘争史や!いかにもそれっぽいやろ!

71考える名無しさん2020/11/13(金) 06:43:08.770
流行に乗りやすいのも精神病のひとつだよな

72◆P1F.MDbmTg 2020/11/13(金) 06:44:58.250



爵位についての話もしておこう。
動画でもあるようにイギリスでは14〜15世紀に爵位の身分制度が定まった。
日本は江戸時代には独自の身分制度があったが、明治時代に至り、西洋文化に習って天皇が各家柄に爵位を与えて日本近代国家の礎となる人材を家から出した。

公・候・伯・子・男。
それぞれ公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の身分となる。この身分は天皇から与えられ、勝手に名乗ることはできなかった。

73◆P1F.MDbmTg 2020/11/13(金) 06:58:18.320
しの家にこのような本がある。

「華族 歴史大事典」新人物往来社より

日本の明治政府は主に、貴族院と衆議院で構成されており、貴族院は華族のような爵位を持った者があり、庶民の代表者(代議士)は平民から普通選挙で選ばれた。
いわゆる公爵とは、天皇家の側近に近い人たちに主に与えられた爵位だ。
主に皇族と摂関家をはじめとした公家、そして武家からは徳川宗家のみが選ばれた。
他に、幕末、国家に勲功ある者たちに与えられた。
1.三条実美や岩倉具視など身分の低い公家だが、その資格を持つ者や、島津氏や毛利氏など所謂、薩長の藩主たちだな。

2. 本家がすでに公爵となっているにも関わらず、その人物の特別な功績が認められて別に家を立てることを許され、さらに公爵位を授けられたグループがある。

3. 家系によらず、初代の勲功によって公爵となったグループ。伊藤博文の伊藤家、大山巌の大山家、山縣有朋の山縣家、松方正義の松方家、桂太郎の桂家の五家である。

74◆P1F.MDbmTg 2020/11/13(金) 07:07:58.660
ちなみに公家で公爵になれたのは、所謂、藤原北家の家柄である五摂家が主に与えられた。藤原五摂家とは一条家、二条家、九条家、近衛家、鷹司家の家柄であり、
現代の藤原姓はのちに付けられた苗字である。
古来より、この五摂家が太政大臣や関白、大納言などを代々世襲しており、豊臣秀吉は近衛家の養子になったことで与えられた。

75◆P1F.MDbmTg 2020/11/13(金) 07:18:41.830
花より団子とか、ああいう少女漫画に出てくる財閥や公家の子息を指していると思われ、日本では公爵と侯爵との身分の間には払われた金額のちがいがあり、
第一位の公爵はかなりの財を成していたのに対して、第二位の侯爵から下の華族は貧乏な家が多かったらしい。

夏目漱石の小説によく「下女」とか「下男」とか「方向人」とか、「書生」とか出てくるが、夏目漱石小説の家柄もかなり格式高く、
親戚に男爵がいるとか、親兄弟が財を成しているとかよく出でくる。ちなみに「下女」などの下手人や番頭は、位の高い家に平民がお手伝い生業として奉公していた者を指す。

あとは江戸時代の越後屋などの三井財閥などだが、所謂、日本経済を動かすほどの財を成した四大財閥(三井財閥、三菱財閥、住友財閥、安田財閥)なども下の方の爵位を持っていた。
しかし、下の爵位ではあったが、何せ財産が巨額すぎて、経済立国となった日本では他の爵位を持った者よりも権威があったといっても過言ではないだろう。

76考える名無しさん2020/11/13(金) 07:27:21.360
などと書いている人達を全く相手にしていなかった感は否めない。

77◆P1F.MDbmTg 2020/11/13(金) 07:27:27.990
批判の矢面に立たされている秋篠宮眞子内親王のフィアンセであるKさんであるが、宮内庁もはじめによくよく調査も行わずに、記者会見を開いたということは、
まあ、結構、皇族に対する自由恋愛も認められているのかもしれない。明治や大正であれば、一般人と皇族は結婚はできなかったし、
上皇后美智子様の時代だって、かなり身分については調査されたと聞く。それが現代、記者会見が終わって少し経ってから問題が噴出したのは、かなり宮内庁も緩くなったいることの現れなのかもしれない。

78考える名無しさん2020/11/13(金) 07:34:10.350
眞子さまには幸せになってもらいたい

79考える名無しさん2020/11/13(金) 07:34:39.010
       彡川川川三三三ミ〜
      川|川 / 臭 \|〜
      川川  ◎---◎|〜... / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      川川     3  ヽ〜< おちんちん洗わずに今川焼き食うのが真の勝ち組
      川川  ∴) A(∴)〜  \______________________________
      川川     U  /〜     ___
    _;川川     ダッラ〜   .    |  |   |\_
  /  川川   __/        . |  |   | |  |\
 /    /     | |              |  |   | |  |::::|
(    (   ◎  / \_          .|  |   | |  |::::|
 \   \   /\    ̄ ̄\     |  |   | |  |::::|
  /:\   \  ドピュ ̄\っ))))〜〜|  |   | |  |::::|
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80考える名無しさん2020/11/13(金) 09:19:27.710
「被差別」というのがどのようなものであるのか不明のまま、
「被差別民を差別するな」という訳の分からないスローガンだけが
独り歩きするので、誰でもが正体も実態も不明な「被差別民」に
配慮しなければならないという「得体の知れない道徳/倫理的義務」に
縛られることになり、当然、それに便乗して、差別の実態とは
無関係に自己利益を増進しようとする連中が暗躍することになるので、
ますます差別問題は「さはらぬ神に祟りなし」という一般的な
態度で忌避されながら、永続することになる。

81考える名無しさん2020/11/13(金) 09:24:51.340
それが君のマニフェストかい

82考える名無しさん2020/11/13(金) 09:38:08.910
subodoration

83考える名無しさん2020/11/13(金) 10:46:58.860
印欧諸語と日本語は、日本語の単語を、その単語を翻訳する印欧諸語の単語と
並べただけでは、発音がまったく似ていない場合がほとんどだが、表現の
レベルで比較してみると、発音とそれが想起させるイメージの関連付けに
かなりの類似性が認められる場合が多い。

例えば、フランス語で《'écœurement》は、日本語にすると「吐(は)き気(け)
を催す」ことを意味し、見ての通り、このように並べたのでは、フランス語と
日本語の間で発音の対応はまったく見られない。しかし、フランス語の
《'écœurement》は、《'écœurer》(「吐き気を催させる」)という動詞の名詞化
であり、「『胸がむかむかする』状態を生じる」ことを表現し、《'é+cœurer》
と分解されて、《é〜+er》は、外に出す作用を表現し、《cœur》は、ここでは、
日本語で「胸」として表現したものの、漢語の「心臓」に対応し、日本語の
「こころ(心)」に対応する。ところが、フランス語の《cœur》と日本語の
「こころ(心)」は、発音とそれが想起させるイメージの関連付けにおいて
よく似ている。では、元に戻って、《'écœurement》はどうかと言えば、
これは、「《cœur》という「求心的に存在するもの」を外に出す作用」と
して見れば、表現のレベルにおいて、日本語の「く(刳)り」や「くり(栗)」
に似ていることに気づく。

84考える名無しさん2020/11/13(金) 10:58:31.340
例えば、フランス語の《'écœurer》と日本語の「えぐ(抉)る」を表現レベルで比較してみるといい。

85◆P1F.MDbmTg 2020/11/13(金) 11:21:06.480
ユンカー(Junker)

86考える名無しさん2020/11/13(金) 11:39:49.150
「えぐ(抉)る」の古語における発音は、「ゑぐ(抉)る」である。
ところで、現代語の「よ(酔)う」に相当する古語は、「ゑ(酔)ふ」であり、
この表現は、「ゑ+ふ」と分解されるので、「ゑ」によって表現される
作用/動作の再帰表現である(この場合は、自らの動作を表している)
と解釈することができる。

岩波古語辞典の記載を参照してみよう。
A(乗物などにゆられて)気分が悪くなる。
「[車デ]かくの如く行く程に、三人ながら『ゑ(酔)ひ』ぬれば、
踏板に物つき散らして」(今昔二八ノ二)

さて、フランス語の《écœurer》の《é+》と日本語の「ゑ+」は互いに似ていないだろうか。

87考える名無しさん2020/11/13(金) 12:40:44.870
また豚に歴史がありますか?百姓に歴史がありますか?
の時代に戻るのかなあ

88考える名無しさん2020/11/13(金) 15:11:08.050
コピペのミスで他意はない
誤:《'é〜
正:《é〜

89考える名無しさん2020/11/13(金) 15:37:11.900
>>87
は皇国史観の平泉澄の言葉ね。

90考える名無しさん2020/11/13(金) 16:13:31.560
結局そういう歴史観からすれば、
侍や軍人のような命を賭けて戦っている人とそれを使う者のみが歴史を作るという訳だ。

91◆P1F.MDbmTg 2020/11/13(金) 16:34:05.510
他意はない

92考える名無しさん2020/11/13(金) 16:37:49.020
被差別民に歴史がありますか?ルンペンプロリタリアーとに歴史がありますか?

93◆P1F.MDbmTg 2020/11/13(金) 16:58:18.710
ある!

94考える名無しさん2020/11/13(金) 17:56:01.880
求心的に実が存在するのが「クルミ(胡桃)」である。
実を表す場合に「クルミ」という表現が指すのは、殻を含む全体ではなく、その核である。

くるみ【胡桃】
クルミ科の落葉喬木。また、その実の核
岩波古語辞典

95考える名無しさん2020/11/13(金) 17:58:27.000
求心性と遠心性
パラノとスキゾ

96◆P1F.MDbmTg 2020/11/13(金) 20:00:44.170


これか

97◆P1F.MDbmTg 2020/11/13(金) 20:14:04.170
日本全土を地政学的に見立てた時、戦国時代のハートランドはどこになると思いますか?
勢力図が目まぐるしく変わるので一概には言えないと思いますが、自由な発想でご意見... #知恵袋_ https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14234393874?fr=ios_other

98考える名無しさん2020/11/13(金) 20:22:45.350
渡邊二郎の『歴史の哲学』の第1章は
放送大学の教科書を基にして書かれた割には問題ありだと思う。
三木清とヘーゲルを先に読んだ後に、
渡邊二郎は先人のテキストを解釈する際に、
だいぶ苦心して書いたんだなと思うだけで十分な気もする。

99考える名無しさん2020/11/13(金) 20:25:17.610
歴史とは

100考える名無しさん2020/11/13(金) 20:30:38.840
書き改められる物語。

101考える名無しさん2020/11/13(金) 21:20:33.820
まあでも渡邊二郎の本は講談社学術文庫に収められるぐらいだから、
学術的オリジナリティが教科書的安定性より優先されたものだと思った方がいいんだろうな。

102踏襲とは2020/11/14(土) 09:18:10.200
歴史というプロセスは、常に「おそ(襲)ひ≒"impose oneself on 〜/
impose 〜 on onself"」の二重性において理解されなければならない。
次の体制は、成立している既存の体制を「おそ(襲)ふ」ことによって
旧体制に覆いかぶさり、既存の仕組みをそのままリソースとして
利用しながら、旧体制を継承していることを全面的に否認して、
「新たな独自の正統性」を主張すること、および既存の仕組みを大々的に
流用/濫用することによってそれまでの体制を完全に新たな別の体制
に組み換えてしまいながら、それまでの体制を正統に継承している
と主張することの複合によって「歴史的に」形成される。

103考える名無しさん2020/11/14(土) 10:11:56.060
歴史は、それが引き継がれる限り、いつでもどこでもそのような複合体として存在する。
いつかどこかで事実だけに基づく本当の歴史が存在したなどということはない。

104考える名無しさん2020/11/14(土) 11:11:50.830
"each second"が、継承であるとともに切断である。

105考える名無しさん2020/11/14(土) 11:58:46.880
まあでも物自体としての客観的事実は存在すると思う。
そこら辺に深入りしないようにするには起こった事を<出来事>として扱うのがいいだろう。

106考える名無しさん2020/11/14(土) 14:02:33.900
<出来事>は、一連のこと(a sequence)として生じるのですよ。
つまり、「次々のつながり」がある。
ところが、つながりは、「はい、次の方どうぞ」というように、
継承であるとともに、切断なのです。

107考える名無しさん2020/11/14(土) 14:05:14.590
その次々のつながりがない事象は、その前も後もないので、「関係がない」のです。
「関係のない」ことは、生じても、生じなくてもどちらでもよく、跡形もなく消える。

108考える名無しさん2020/11/14(土) 17:13:53.040
革命論みたいだな。

109考える名無しさん2020/11/14(土) 17:14:45.660
今の「歴史」をめぐる動きを見ていると、「歴史」が国単位の「前科」とか「功績」
として扱われてしまっている気がする。

110考える名無しさん2020/11/15(日) 04:22:18.84O
過去は未来次第でいくらでも変わるぞw

111◆P1F.MDbmTg 2020/11/15(日) 08:09:04.710
過去のファクトは一つ

112いゐゑ2020/11/15(日) 12:31:30.070
>>83-84 >>86
水を「く(汲)む」のが「ゐど(井戸)」であり、水が「こ(込)み」上げてくる
のが「いづみ(泉/出水)」である。「い(出)づ」の「い」には、「外に出る」
作用のイメージが結び付いている一方で、「ゐど(井戸)」の「ゐ」には、
「ゐ(居)」と共通で、「外に出るようとする動きを抑える」作用のイメージ
が結び付いているようだ。このことは、古語の「い(沃)」、「ゐ(井/堰)」、
「ゐで(井/堰手)」、「ゐ(居)」の用法の比較から推察することができる。

すると、「ゑ」は、「外に出るようとする動きを抑える」作用のイメージ
と結び付いた「ゐ」に関連して、「抑えようとしながらも外に出る」作用
のイメージと結び付いているのではないか。「ゑぐ(抉)る」、「ゑ(酔)ふ」、
「ゑ(笑)み」などの表現を考えてみると、そんな想像が働く。
「ゑ(笑)み」について、岩波古語辞典には、次の記載が見られる。
@顔がにこやかにほころぶ
A蕾(つぼみ)がほころぶ 「花の『ゑ』めるを見れば」
B栗のいが・果実などが熟し、裂け目が出来て、実がのぞく
「栗も『ゑ』みをかしかららむと思ふにも『い』でゆかしや秋の山里」

さらに、この「ゑ」に関連付けられたイメージは、英語の"well up(こみ上げる)"
という表現における「well(ひらがなに書き換えれば「『ゑ』る」)」の発音の
イメージと互いに類似しているのではないか。
Well up - Idioms by The Free Dictionary
v. To rise to the edge of a container, ready to flow:
Lava welled up in the crater.
Tears welled up in my eyes, but I did not cry.
I could feel anger well up in me.

113考える名無しさん2020/11/15(日) 15:35:26.620
>well (n.)
>"hole dug for water, spring of water," Old English wielle (West Saxon),
>welle (Anglian) "spring of water, fountain," from wiellan (see well (v.)).

井戸に相当する英語の"well"は、単に水を「く(汲)む」ために掘られた穴
というより、「いづみ(泉/出水)」のように水が「こ(込)み上げて」くるイメージを
伴っているが、「良好である」ことを意味するように用いられる"well"も、
「満ち足りていること」が「こ(込)み上げて」くるイメージとして、つまり、
日本語の古語の「うまし(≒う(表面化)・ま(累加する様態)・し(生じさせる)」に
対応するような感覚として表現されていると考えることができるのではないか。

114いゐゑゆ2020/11/15(日) 21:34:46.310
>「ゐど(井戸)」の「ゐ」には、「ゐ(居)」と共通で、
>「外に出るようとする動きを抑える」作用のイメージが結び付いているようだ。

「ゐど」の「ゐ」に対応する漢字は、本来、「井 ピンインjǐng」ではなく、
「围(圍)ピンインwéi」( 囲(新字体))だろう。この漢字は、「取り囲んで
外に出られないようにする」イメージを表している。このように見ると、
「い(忌)む」という表現も、もともとは、「『い』む」ではなく、「『ゐ』む」
であったと考える方が妥当ではないかと思えてくる。というのも、「忌み名」
に当てられている漢字は、まさしく、「諱名」であり、「諱 ピンインhuì」
という中国語は、そのまま「い(忌)む」を意味するとともに、万葉仮名で
「ゐ」の発音に「韋」という漢字が当てられる事例からも分かるとおり、
日本語には「ゐ」の発音で取り入れられているからだ。そのように考えると、
次の関係を想定することができるように思われる。

「い」:外に出ていく様態
「ゐ」:外に出るようとする動きを抑える様態
「ゑ」:抑えようとしながらも外に出る様態
「ゆ」:抑えが働かずに自由に外に出る様態

115考える名無しさん2020/11/15(日) 21:40:15.480
「ゑ(酔)ふ」は、「自らの抑えが効かなくなる」ことであると見なすことができる。

116考える名無しさん2020/11/15(日) 22:07:33.020
全ては余剰であった。

117考える名無しさん2020/11/16(月) 09:28:26.910
既に日本語となっている「ノルマ」は、英語の"norm"に対応するロシア語の
"Норма"から取り入れられたとされるが、外来表現として孤立しているにも
かかわらず、それが定着したのは、以前に指摘したとおり、日本語において
「の」の発音がもともと「重量がかかっている」イメージを想起させるのに
用いられており、「ノルマ」という発音が「重い労働が課されること」を
想起させるのにぴったりだったからだろう。実際、”Норма”自体は、英語の
"norm"からも分かるとおり、「基準」でしかなく、重いことも、軽いことも
あり得るわけだが、「軽いノルマ」というのは日本語としては矛盾に聞こえ、
「重い & ノルマ」で検索すれば、いくらでも「重いノルマ」について
書かれている事例がヒットするのに対して、「軽い & ノルマ」で検索しても、
「軽いノルマ」という表現の事例は皆無に等しい。

それと同様に、「エロ」という表現は、既に日本語となっているが、英語の
"erotic"が省略されて「エロ」として一般に普及したのは、本当のところ、
「エロ」ではなく、「ゑろ/ヱロ」として、つまり、「抑えようとしながらも
外に出る様態」を想起させるものとしてイメージされているからではないか
と思われる。

ところで、「ゑ」の万葉仮名を調べてみると、「隈」という漢字が当てられ
ている事例が見つかる。「隈」は、想定される古い中国語の発音において
「猥」とほとんど発音が重なっている。「猥」をwiktionaryで参照してみると、
英語の"wanton"という表現に訳されており、"wanton"はまさに「抑えようと
しても、抑えがきかない」ことを意味する。
https://en.wiktionary.org/wiki/
https://en.wiktionary.org/wiki/wanton
すると、日本語で「エロ」という表現が用いられるとき、実際にイメージされて
いるのは、「ゑ(猥)・ろ」なのではないかと考えるのも、そう無理のあることでは
ないだろう。

118考える名無しさん2020/11/16(月) 09:43:43.110
言い換えると、現代の日本語では、「え」が「ゑ」の発音を吸収することに
なったが、それによって、「ゑ」に関連付けらていたイメージが失われた
わけではなく、場合により、「え」の発音が、以前は「ゑ」が想起させて
いたイメージを呼び起こすようにも用いられるようになったと考える
ことができる。

119考える名無しさん2020/11/16(月) 13:46:03.700
>>112で「ゑ(笑)み」について岩波古語辞典から引用した例文(一部誤記を訂正)を
もう一度見てみよう。
>「栗もゑみをかしかるらむと思ふにもいでゆかしや秋の山里」
「『ゑ』み」、「『い』で」、「『ゆ』かし」という順に、
「ゑ」≒「抑えようとしながらも外に出る様態」、
「い」≒「外に出ていく様態」、
「ゆ」≒「抑えが働かずに自由に外に出る様態」が並んでいる。
「をかし」は、「呼び寄せを生じる」ことを表現しており、
英語にすれば、"appealing"である。したがって、そのように
抑えられずに外に出(『い』で)た栗の「『ゑ』み」に魅かれて、
居(ゐ)場所を「『い(出)』で」て秋の山里を「『ゆ』こう」ということになる。

このような「い」、「ゐ」、「ゑ」、「ゆ」がそれぞれ想起させる様態の
間の関係性は、例えば、「ラクダ」、「ライオン」、「幼子」などの隠喩
を用いるニーチェの『ツァラトゥストラ』の思考の歩みを理解するのにも
有効であるように私には思える。

120考える名無しさん2020/11/16(月) 14:31:27.970
ニーチェは、「抑えようとしても外に出てしまう」人の弱さの様態、
「ゑ(酔/猥)」を否定しようとしているわけではない。そうではなく、
「ゑ(酔/猥)」を求めながらも、自らに「ゑ(酔/猥)」を「『ゆ』る(許)す」
のは、「ゆゆ(由々)しき」ことであるとする「『ゐ』まし(戒)め」により、
「ゐ(居/囲/忌/畏/萎/委)」の状態(ラクダの段階)に戻ろうとする、「ゑ(酔/猥)」
から「ゐ(居/囲/忌/畏/萎/委)」への折り返しを自発的に求める反復が卑屈であり、
そのような人の在り方を「あは(哀)れ」んで分かち合おうとすべきではない
としているのである。さらに、「ゐ(居/囲/忌/畏/萎/委)」と「ゑ(酔/猥)」の
間の反復において、苦しみをそのまま受け入れることによって、
その振幅を小さくしようと努め、それをゼロにすることを理想とするような
「をし(教)へ」を、生を否定するニヒリズムとして拒絶しているのである。
ニーチェが代わりに求めているのは、「ゐ」と「ゑ」の間を反復する人の
在り方を超えゆくことであり、「ゐ(居/囲/忌/畏/萎/委)」を破って
「『い(出』」で」て、それを「ゐ(威/偉)」に反転すること(「ライオンの段階」)
であり、自らの「ゑ(酔/猥)」を否認するのではなく、それが人によって
「ゆゆ(由々)しき」こととされるのを畏れることなく、「ゆ(由≒"los"/愉≒"Lust")/
俞≒"Jasagen"」に向かふこと(「幼子の段階」)である。

https://en.wiktionary.org/wiki/Lust
https://en.wiktionary.org/wiki/Reconstruction:Proto-Germanic/lausaz
Etymology
From Proto-Indo-European *lewH- (“to untie, set free, separate”).
Related to *fraleusaną and Ancient Greek λύω (lúō).

121考える名無しさん2020/11/16(月) 14:32:47.130
誤:「ゆ(由≒"los"/愉≒"Lust")/俞≒"Jasagen"」
正:「ゆ(由≒"los"/愉≒"Lust"/俞≒"Jasagen")」

122◆P1F.MDbmTg 2020/11/16(月) 15:15:55.810
言語学院生は僻な一日、5ちゃんへ書き込み、か

123考える名無しさん2020/11/19(木) 01:00:46.780
クローチェの『歴史の理論と歴史』や
岩崎武雄の『歴史』も読まねばならんな。

124◆P1F.MDbmTg 2020/11/19(木) 01:53:28.040
論文執筆の合間の息抜きなのだろう。
良いものが書けるといいな。

125考える名無しさん2020/11/19(木) 05:53:21.530
はたしてそうかな?

126考える名無しさん2020/11/19(木) 06:22:22.770
倉庫とは……需要と供給、生産と消費とのあいだで、
これを適正に調整し、安定した経済運用を達成するための重要な施設である
 (樺山紘一)
     ◇
 倉庫は、流通における停滞や余剰に対処する施設とみなされてきたが、
在庫の適正な管理と運用こそ経済を健全に回すものではないかと、西洋史家は言う。

※『歴史の歴史』(千倉書房)より

127考える名無しさん2020/11/19(木) 07:48:16.340
折々のことば:1998 鷲田清一
https://www.asahi.com/articles/DA3S14700660.html

128考える名無しさん2020/11/19(木) 14:00:41.780
ヴィンデルバントの『歴史と自然科学』の原文を見つけた。
http://www.hs-augsburg.de/~harsch/germanica/Chronologie/19Jh/Windelband/win_rede.html

129考える名無しさん2020/11/19(木) 14:56:40.980
職なし
友人なし

そんなあなたには 5ちゃんねるがあります

浪人(失笑)も買いなさい

誰もいない過疎板ですが
死ぬまで帰依しなさい

130考える名無しさん2020/11/19(木) 15:03:06.550
渡邊二郎の『歴史の哲学』は岩崎武雄の『歴史』の影響も受けている。

131考える名無しさん2020/11/19(木) 15:24:22.330
渡邊二郎はヘーゲルやマルクスやウィンデルバントなどのドイツ語の著作は
原著から引用している。

132考える名無しさん2020/11/19(木) 18:32:01.250
歴史哲学、なかなか手ごわいですなあ。

133◆P1F.MDbmTg 2020/11/19(木) 18:39:41.060
エンリケ航海王子

134◆P1F.MDbmTg 2020/11/19(木) 18:39:52.490
ルイス・エンリケ

135考える名無しさん2020/11/19(木) 19:10:03.020
大陸国家と海洋国家とではだいぶ歴史観も違うんだろうな。

136考える名無しさん2020/11/19(木) 20:27:58.450
ダイアモンドやハラリの歴史記述をどう扱うかと設定すれば
世俗的な素材ではあるが現代的にもなる
感染病史観というのも一つの記述

137考える名無しさん2020/11/19(木) 20:35:31.180
ウィリアム・モントゴメリーには『土の文明史』という著書があるが、
雑駁に言えば自然に配慮した農業史観という感じのものだったはず。
日本では佐藤洋一郎が稲作や麦作などのフィールドワークと歴史の記述を通じて
そういう感じの歴史観の叙述を行っている。

138考える名無しさん2020/11/19(木) 20:56:28.080
https://ja.wikipedia.org/wiki/Category:テーマ史
扱われているのは所謂テーマ史だけど、
全体が見渡せるかのような感じの文章になっているものはあるよね。

139考える名無しさん2020/11/20(金) 00:06:21.720
スペイン語やポルトガル語で"ganga"と言えば、「安物」や「安売りの品物」を
指すようだが、これは隠喩であるらしく、"ganga"は、本来的には、
「脈石(みゃくせき)」を意味しているとのことである。私も検索するまで、
「脈石」がどのようなものであるのか知らなかったが、
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説が参考になる。

>鉱床を形成する鉱物のなかで鉱石としての経済価値のない鉱物。
鉱石と脈石との間に厳密な区別があるわけではなく,同じ鉱物でも採掘の
対象となるときに鉱石といい,産出が少く採掘対象としないときは脈石という。<

ただし、スペイン語やポルトガル語で"ganga"という表現を使う人にその意味
を尋ねても、それが「脈石」に由来すると意識している人は少ないだろう。
なぜ唐突にこんなことを言い出したのかについては、また後で説明する。

140いし、いさご、いそ、いせ、いは2020/11/20(金) 00:18:38.830
《Les êtres y émergent d'une nébuleuse, saisis dans la gangue
des dépôts alluvionaires que charrient les années.》

Sándor Márai, "Les Confessions d'un bourgeois", p.369

141考える名無しさん2020/11/20(金) 00:37:38.600
https://www.shurei.com/all/i/iha.html
姓氏: 伊波
読み: いは
方音: イファ
多い地域: 那覇市 / 石川市 / 宜野湾市 / 沖縄市 / 読谷村
同名の地名: 越来間切・美里間切に属した伊波村(石川市)がある。
地名の由来は、大雨の時に濁水が運んでくる流出土が形成する堆積土を
イーフということによる。かつては伊覇と書かれた。

142考える名無しさん2020/11/20(金) 08:00:08.790
>>137
ウィリアムじゃなくてデイヴィッドだった。

143◆P1F.MDbmTg 2020/11/20(金) 08:58:34.880
毎回楽しみにしているユキムラちゃんねるの新作出たわ




第一次高天神城の戦い

この地はしの実家から10キロもない大東町に位置する堅城。武田勝頼が行った武功で最大の高天神城攻略は、父武田信玄でも為せなかった。

144考える名無しさん2020/11/20(金) 13:56:04.860
>>139
なぜこのようなことを書いたのかというと、「石(いし)」が語源的に
どのような表現であったのかを考えていたところ、>>140に引用した
一文に出会い、それが「石(いし)」という表現を考えるうえで
とても示唆的に感じられたからだ。何がどのように示唆的であったのか
を考えながら、検索してヒットしたのが、>>141に引用した、沖縄県の
地名に見られる「伊波(いは)」であり、>>140の記述とのイメージの
重なりが感じられて面白いと思ったからである。

私は、「石(いし)」という表現について、まだ具体的にどう考えるべきか
分かっているわけではないが、岩波古語辞典に記載される「石(いし)」の
説明には納得していない。というのも、同辞典では、「石(いし)」は、
「広く岩石をいう」として、この表現を「岩(いは)」、「磯(いそ)」、
「砂(いさご)」などに関連付けながら、「isという形が「石」の意の
語根であろう」としているからだ。

145考える名無しさん2020/11/20(金) 13:57:05.850
すると、既に「岩(いは)」が説明から外れてしまうことになるが、
それだけではなく、まず「石(いし)」という素材(≒material)が存在して、
それが「大きい」という性質を帯びるとき、「岩(いは)」と呼ばれ、
「水中・水辺にある」とき「磯(いそ)」と呼ばれ、「細かくなっている」
ときに「砂/石子(いさご)」と呼ばれるとする見方そのものが、
私には疑わしく思える。「石(いし)」はまず、それを「木」や「鉄」
などの別の「素材」として区別するための表現だったのか。「石(いし)」
を目の前にして、これは「石(いし)」なのかそうではないのかが
問われたのか、ということである。同辞典では、「イソは水中・水辺の石」
と説明しているが、「石(いし)」を水中に放り込んだら、それは「磯(いそ)」
になるのか。そうではないだろうと私には思われる。

「磯(いそ)」という表現が示唆しているのは、この言葉によって伝えられる
のが、「どのような場所であるのか」ということであり、この場合、
大きな岩石だらけの水辺が「磯(いそ)」と呼ばれたのだろうと考えられる。
「砂(いさご)」は確かに、民間語源的に「石(いさ)子(ご)」と解釈された
のかもしれない。しかし、水路で移動することが一般的であった時代には、
船を着けるのに利用する水辺に砂地が広がっているのか、岩石が広がって
いるのかの方が、より大きな関心事であったのではないか。そう考えた
場合、「石(いし)」という表現も、まず「素材」の名称であるという前提
を捨てて、別の視点から検討する必要があるだろう。「岩(いは)」だけ
でなく、「伊波(いは)」という表現も「石(いし)」に関連している
可能性を考えると、なおさらである。

146考える名無しさん2020/11/20(金) 20:01:51.100
言語史は未開拓の部分が多いのかな。

147◆P1F.MDbmTg 2020/11/20(金) 21:33:00.460
そこみんなで泣くところなんだけど

最強武田軍とそれに付き従った土豪たちで

148考える名無しさん2020/11/20(金) 21:35:19.180
古戦場 我も行きたや 闘争史

149◆P1F.MDbmTg 2020/11/20(金) 21:38:34.550
何があったのか?
それは思いもよらぬこと。

150考える名無しさん2020/11/20(金) 22:17:32.900
やっぱ論争史ぐらいにしとこ

151考える名無しさん2020/11/21(土) 11:10:21.790
それが「石(いし)」の語源であるというわけではないが、>>140に引用した一文が、
「石(いし)」という表現を考えるうえでなぜ示唆的であると感じられたのかを記述する
ことはできる。「脈石(みゃくせき)」と訳されるとしたフランス語の"gangue"に
対応するスペイン語やポルトガル語の"ganga"は、隠喩として「安物」や「特売品」を
意味するように用いられ、そこには、「安い値段で大量に売られる物」という集合的
なイメージが働いている。そのイメージは、「鉄」や「木」と対比される場合の
「石」という素材のイメージや、それが大きいものであれ、小さいものであれ、
またそれが1つであれ、複数であれ、「個々の石」のイメージとは異なる。

「石川(stony brook)」、「石原(stony field)」、「石塚(stone pile)」などに
現れる「石(いし)」のイメージを想起してみるといい。まず想定されているのは、
個々の石ではなく、集合としての石のイメージである。「石(いし)」が表現
が想起させていたのは、まずなによりもそれが川岸や原などに広がっている
様態や、あるいは積みあがった岩石や磯のように集合的にまとまった状態
のイメージであったと考える方が、私には自然に思われる。

続きは、後で書こう。

152考える名無しさん2020/11/21(土) 14:53:04.710
では、「石(いし)」が表現していた(と私には感じられる)その集合的イメージは、
どのようなものであったと想像することができるだろうか。

>>141に引用した「伊波(イファ)」という沖縄の地名の由来の説明と、
>>140に引用した一文は、そのまま重なっている。というのも、
「伊波(イファ)」が、「イーフ」と呼ばれる「濁水が運んでくる流出土が
形成する堆積土」に由来するのであれば、「イーフ」が表現している
のは、"les dépôts alluvionaires"に他ならないからだ。
そこで、「イーフ」がどのような表現なのかを考えてみると、すぐに
思いつくのが、既に言及した古語の「い(沃)」という動詞であり、「ふ」を
いつものとおり再帰表現と見なすなら、「イーフ」は、「い(沃)ふ」では
ないか、ということである。岩波古語辞典で、「い【沃】」を参照すると、
「注ぐ。あびせる。」と説明され、「これを治せむやうは、面に水なむ
沃るべきとみる」〈かげろうふ 中〉、「雨は沃て(注ギニ注イデ)降る」
〈平家六 祇園女御〉という例文が引用されているが、一方、クラウン
仏和辞典で"alluvial"を引くと、「沖積土の」と記載され、"alluvisions"
は、「川の水などが運んできた土砂」と説明されている。ところで、
"alluvial"の語源は、ラテン語のadluviō, Etymology: From alluō
(“wash against, bathe”), from ad (“to, towards, at”) + luō (“wash”)
に由来するとされ、luō (“wash”)の語源として、以下の2つが提案されている。
Etymology 1
Back-formed from the compounds (e.g. abluō), hence doublet of original lavō.
Etymology 2
From Proto-Indo-European *lewh₁- (“to cut off, separate, free”). Cognate with Ancient Greek λύω (lúō), English loose.
(ちなみに、フランス語や英語の"alluvial"と発音的な近さを感じさせるスペイン語で
雨を意味する"lluvia"は、印欧祖語の*plew- (“to wash”)に遡るとされる。)

153考える名無しさん2020/11/21(土) 15:32:34.370
すると、「イーフ」が「い(沃)ふ」と想定するなら、「い(沃)」は、その発音においても、
"alluvial"に対応するイメージを想起させていると考えることができ、既に指摘したとおり、
印欧祖語の"*lewh₁-"に日本語の「ゆ」が対応すると考えるなら、「い(沃)」は、
「方向性を帯びた『ゆ』」ではないかと思えてくる。その一方で、「石(いし)」と、それに関連する「砂(いさご)」、「「磯(いそ)」は、「砂(いさご)」の「さ」のイメージに漢語の「さ(砂)」の発音とイメージが複合的に結びついているとしても、
「いし、いさ、いそ」という関係おいて「さ」行の活用と結び付くように様態がイメージされたことを示唆しているように感じられる。また、「いは(岩)」の
「は」は、岩盤のような「広がり」を表していると理解できるので、やはり、
「いし(石)」、「いさご(砂)」、「いそ(磯)」、「いは(岩)」は、"is"を語根とする岩波古語辞典の解釈とは異なり、「い+〜」と解釈するのが自然だろうと思う。そこで、
「い・し」、「い・さ」、「い・そ」のイメージを考えてみるなら、「し」≒"letting"、
「さ」≒"exposed"、「そ」≒"rising up"を想定することが可能であるように思われ、その場合、「い」は、「イーフ」の場合と同様に「い(沃)」、すなわち、「水によって堆積物が運ばれる」ことに関連していると見ることができるのではないか、というのが、現時点での私の想像である。想像をつなげているだけではないかと言われれば、確かにそのとおりである。しかし、そもそも、日本語が中国語の表現を流用したピジン言語から発展したものであるとするなら、発音がどのようなイメージを想起させるように用いられたかを探るには、そこにどのような想像が働いたのかを自ら試行錯誤してみるほかないだろう。

154クソスレ立てんな2020/11/22(日) 02:12:28.970
やっぱりクソスレだったな

155考える名無しさん2020/11/22(日) 09:24:38.980
ところで、北海道の「石狩(いしかり)川」は、いつから誰によってその名称で
呼ばれていたことが確定しているのだろうか。「石狩弁天社」という神社は、
1694年に創建されたという。
>>151-153のように考えれば、曲がりくねって氾濫の多い川である
「石狩(いしかり)川」は、「石(いし)駆(か)り川」という日本語として容易に
解釈可能だが、「石狩(いしかり)」という名称の由来を説明しているサイトは、
いずれも、特定不能なアイヌ語の表現に由来するものとしている。

>本来のアイヌ語の意味が不明になって由来が特定できていないものの...
>...諸説ある語源はどれも決定打に欠け、不明となっている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/石狩川

アイヌ語の話者に意味不明であり、日本語の話者によって使われてきた名称を、
それがアイヌが住んでいた土地の名称であれ、アイヌ語の表現であると断定する
のは奇妙ではないだろうか。

156考える名無しさん2020/11/22(日) 11:23:07.810
>>112-114において説明の文脈から、「外に出ていく様態」を想起させると
した「い(出)づ」の「い」や「い(沃)」の「い」を、今となっては、より抽象的に
「方向性を帯びた『ゆ』」として解釈しなおしたわけだが(これにより、「い(入)る」
と「い(出)づ」で、「い」の説明に矛盾が生じるという不都合も回避される)、
さらにそれだけでなく、152-155においては、その「い」が「方向性を帯びた
『ゆ』の作用によって運ばれる物」を想起させるように用いられているとする
解釈の拡張まで行っている。

そこまで引っ張るのは、あまりにも無理があるのではないかと思われるかも
しれない。しかし、フランス語の"alluvial"が「沖積土の」を意味するのは、
まさしく、そのように「運ぶ作用の様態」によって「その様態の作用に
よって運ばれる物」を表すことによってであり、英語で"wash"が、
「洗濯物」や「低地」を表すのもやはりそのような作用の様態とその様態
の作用を受ける側の反転によってである。ここにおける文脈とは無関係に
以前に既に言葉の用法の記号論的な理解として一般的に説明したとおり、
言葉は、エコノミーのために、発音によって表現されるイメージの
インデクス性を反転させて用いるのは、普通のことなのである。
したがって、"alluvial"を、From alluō (“wash against, bathe”),
from ad (“to, towards, at”) + luō (“wash”)に遡ることができ、
それが"washed-towards"としてその作用の対象を表すように用いられると
して、「い」が「沃(い)」としてそれに対応するような作用を想起
させるとするなら、同時にそのインデクス性を反転させて、その
作用がもたらす結果も表すように用いられると考えるのは、自然なことなのである。

157考える名無しさん2020/11/22(日) 14:09:33.690
融通無礙

158考える名無しさん2020/11/22(日) 22:23:01.970
スレタイに歴史とあるだけでこんなに人が集まって来る様は、
皆歴史的主体だと自分のことを明白に、あるいは暗黙のうちに
自覚しているということなのだろうな。

159考える名無しさん2020/11/22(日) 23:05:48.100
歴史というのはやはり「史実」が大事という事なんですか?

160考える名無しさん2020/11/22(日) 23:25:28.760
国や会社のメンツだけじゃなくて金にも関わることだからね。

161考える名無しさん2020/11/23(月) 06:14:19.180
史実を大事にした東北電力と史実を無視した東京電力
311で大差がついた。

162考える名無しさん2020/11/23(月) 08:56:05.890
>>156
伊那谷の地形
https://ja.wikipedia.org/wiki/伊那谷#/media/ファイル:Ina_Valley_Relief_Map,_SRTM.jpg

「稲/伊禰(いね)」は、「沃(い)根(ね)」だろうか。

163考える名無しさん2020/11/23(月) 10:36:56.690
沃(い)、夭、禾(いね)

164考える名無しさん2020/11/23(月) 10:39:24.190
夭(殀)
ピンインyāo
付属形態素 若死にする.

ピンインyāo
((文語文[昔の書き言葉])) 草木がみずみずしくよく茂る

「夭」が根付いて「禾(いね)」にならなければ、若死にしてしまうのだろうか。

165考える名無しさん2020/11/23(月) 11:13:05.770
沃(い)乃(な)づま、沃(い)乃(な)びかり

166考える名無しさん2020/11/23(月) 16:50:31.850
>ゆだね【斎種】
>清浄な種。多く稲の種についていう。

「『ゆ』だね」⇒「『い』ね」の関係にもやはり、
"「い」は「方向性を帯びた『ゆ』」であるという関係性"がイメージされているのではないか?

167考える名無しさん2020/11/23(月) 20:26:26.820
>>161
の史実=貞観地震の際の津波の記録
女川原子力発電所と福島第一原子力発電所の運命を分けた。

168考える名無しさん2020/11/24(火) 10:05:06.550
英語で"oppress"と言えば、「圧迫する」ことである。
ところで、だいぶ以前に、日本語の「お(負)ふ」や「お(押)す」について、
中国語の「压」や「凹」についての考察を書き込んだことがある。
その頃は、まだ古い中国語の発音を参照することなく、現代の中国語の
辞書サイトばかりを参照していたので、中国語の「压(壓)ピンインyā 」と
日本語の「お」の発音がまるで似ていないことだけを気にして、専ら
「凹 ピンインāo 」に関連付けて日本語の「お(押)す」、「お(負)ふ」、
「おそ(襲)ふ」の「お」を考察していた。
しかし、想定される古い中国語(Middle Chinese)の発音では、「壓 /ʔˠap̚/」
と「凹 /ʔˠɛp̚/」の発音はとても近いものに見える。日本語の「お(押)す」、
「お(負)ふ」、「おそ(襲)ふ」などの「お」は、このような中国語の
発音とそれが想起させるイメージを流用したものであると私は考えるが、
さらに面白いのは、英語で"oppress"の"op-"語源の要素として想定される
印欧祖語の発音とそれが想起させるイメージもこれらにとてもよく似ていること
である。
https://en.wiktionary.org/wiki/Reconstruction:Proto-Indo-European/h₁ep
Etymology
Would be locative case of *h₁eps (from *h₁ep-), which could mean "back",
with the "on" sense referring to pack animals or riding.

169考える名無しさん2020/11/24(火) 17:58:37.260
旧字旧仮名遣いの本では、壓力とかなってるよな。

170考える名無しさん2020/11/27(金) 16:53:15.870
三木清の『歴史哲学』は三木清全集では旧字旧仮名遣いになっている。
1960年代半ばにもなってそうしたのは、
その当時の若い世代への三木清の思想の普及の妨げになったと思われる。

171考える名無しさん2020/11/27(金) 17:48:57.080
一般的な感覚でいくと健常者のスペックとしては

 高 高卒健常者 −−−−−−−−−−− 低 双極性障害の患者・自閉症

といった感じだが患者からみると

 高 双極性障害の患者・自閉症  −−− 低 高卒健常者

となっている為、ネット上でも精神医療分野が注目されるようになった。
パワーバランスから言っても近いうちに

 高 高卒健常者 −−−−−−−−−−− 低 双極性障害の患者・自閉症

に落ち着くと思われる。

172考える名無しさん2020/11/27(金) 17:59:30.990
歴史哲学から構想力の論理へと変遷していく論理の軌跡を
追わなければならない。

173考える名無しさん2020/11/27(金) 18:08:37.360
>>170
https://www.aozora.gr.jp/cards/000218/files/46593_71695.html

1960年代半ばくらいなら、まだ旧字は見慣れているでしょう。
今、眺めてみても、単独で取り出せば読み方を知らない表記の漢字はあるものの、
文脈から容易に推測できる。その当時に読むのに困難があったとすれば、
単純に読解力がなかっただけでは?

174考える名無しさん2020/11/27(金) 18:13:30.180
>>173
自分が古本で手に入れた三木清全集の第6巻(歴史哲学が所収)に
岩波の売り上げカードがくっついていたから、
三木清だからということもあるかもしれないが、
売れなかったんだろうなあと思って。

175考える名無しさん2020/11/27(金) 18:17:27.330
双極性障害の患者が起こす症状群について、本当にまともに本読んでなかったんだろうなあと思って。

176考える名無しさん2020/11/27(金) 18:42:42.160
>>173
前の西田幾多郎全集も旧字旧仮名遣いだけど、
1960年代辺りはもう普通の本は新字体で表記されているのが
半分ぐらいになってたんじゃないかな。

177考える名無しさん2020/11/27(金) 19:10:41.890
>>175
どんだけ双極性障害の荒らししているんだよ、お前の脳内疾患か?

178考える名無しさん2020/11/27(金) 22:21:38.230
>>170
「旧字旧仮名遣い」を生み出した変更そのものが、便利な簡略化だけではなく、
大きな弊害を生んだということでしょう。漢字の簡略化は必要だったとしても、
仮名遣ひの変更の方は、むしろ、日本語で省察することも、日本語の表現に
関連付けて外国語を学習することも阻害している。

例えば、一昔前の本を読んでいると、「いや」という表現には、「嫌」
ではなく、「厭」という漢字が用いられている。「いや」は、
現在の中国語でも「厌(厭)ピンインyàn」として用いられている表現
をそのまま日本語に取り入れて活用したものなのだろうから、そのまま
「厭(いや)」、またはその簡略化を標準としていれば、日本語の表現
としての理解にも、中国語の学習にもより便利でしょう。
「いやというほど〜した」という表現は、「嫌(いや)」と表記した
のでは意味が不明になってしまうが、「厭(いや)」のままであれば、
日本語としても中国語としても通用する。
https://cjjc.weblio.jp/content/
https://en.wiktionary.org/wiki/
Middle Chinese: /ʔiᴇmX/, /ʔiᴇmH/, /ʔiᴇp̚/
Old Chinese (Baxter–Sagart): /*ʔep/, /*ʔem/
Min Nan (Hokkien, POJ): iàm / ià, (Teochew, Peng'im): iam3 / iêm3

それだけにとどまらず、さらに発音とそれが想起させるイメージの関係を捉える
ことや、関連する漢字の学習まで容易になる。
https://ja.wiktionary.org/wiki/
字源
形声文字。「厂」と音符「猒」を合わせた字で、
がけの上から「おさえる」ことが原義。「壓」の原字。
比喩的に、感情が抑えられることから「いや」「いとう」「きらう」という意味になった。

179考える名無しさん2020/11/27(金) 22:43:13.910
宇宙世紀オンラインのほうは上手く経営できているのかね

180考える名無しさん2020/11/27(金) 22:46:41.890
日本語が、近接した表現の微妙な違いの間でどのように折り合ひを
つけながら自らを体系化していった(すなはち、「日本語」として
形成されていった)のかも見えてくる。

181考える名無しさん2020/11/27(金) 22:51:41.590
どやろなあ・・

182考える名無しさん2020/11/27(金) 22:58:05.410
181は179宛

183考える名無しさん2020/11/28(土) 13:06:16.830
>>119
「ゑ」≒「抑えようとしながらも外に出る様態」としたが、
岩波古語辞典で「ゑ」を引くと、「ゑ」には漢字の「飢」に対応する
ように用いられる事例があることが分かる。これは、一見、奇妙なこと
に思えるが、この用法の「ゑ」が、同辞典に記載されるとおり、「うゑ」の
「う」が脱落したものと考えるにせよ、「うゑ」の方が、「ゑ」に「う」が
付加されたものであるとするにせよ、いずれにしても、「うゑ」が、
この用法の「ゑ」の表現するイメージを明確化している考えるなら、
容易に理解可能となる。その場合、「う」は、「う(浮)く」などの表現と
共通で「肤/膚(≒"surface")」であると考えられ、「うゑ」は、
「抑えようとしながらも表面が外に出る様態」としてイメージされ、
どのような「表面」かと言えば、それは川底のような「底(そこ)」として
の表面である。したがって、表現の用法としては異なるものの、「うゑ」
は、英語としてそのまま訳すなら、"bottom out"に対応することになるだろう。

184考える名無しさん2020/11/28(土) 13:41:50.440
>>178
日本語の「いや(厭)」の流用元であると考えられる中国語の「厌(厭)」には、
「@十分に満足する」、「A飽きる」、「B嫌う」という、一見したところ、
互いに矛盾しているように見える用法がある。しかし、これは、日本語の
「『いや』というほど〜した」という場合の「いや」を、「もうたくさんだ」
(英語にするなら、"Enough is enough!"、スペイン語なら"¡Basta ya!")と
言い換えることができることから、難なく理解することができる。

「うまし(≒"being well")」と表現される満足した状態も、それが続くと、
「う(倦)む」ことを経て「もういい」ということになり、「いよいよ(愈々)」
その感覚が高じると、当初の「うまし」という状態から何も変化がない
にもかかわらず、もう「いや(厭)」という反発を生じうるのである。

185考える名無しさん2020/11/29(日) 11:21:34.350
「『ぢ/じっ』としていろ(≒"hold still")」や「『ぢ/じっ』と見つめる(≒stare at/gaze into)」
などの表現における「ぢ/じっ」が流用したのは、中国語の「执(執)ピンインzhí」
となった表現だろう。
https://en.wiktionary.org/wiki/執#Chinese
Middle Chinese: /t͡ɕiɪp̚/
Old Chinese (Baxter–Sagart): /*[t]ip/, (Zhengzhang): /*tjib/
Min Nan (Hokkien, POJ): chip, (Teochew, Peng'im): zib4

それに関連しているのが、日本語にも漢語として取り入れられている
「蟄居(ちっきょ)」の「蟄」という表現である。
https://en.wiktionary.org/wiki/

186考える名無しさん2020/11/29(日) 11:35:06.730
このような日本語としての中国語の表現の利用は、国語学や日本語学の専門家には
とっくの昔から周知のはずなのだから、その知識はもっと公に語られるべきもの
だろう。日本語とされている表現が、中国大陸からの表現をどれほど大々的に
流用していることが一般に明らかになったところで、それによって日本語が
危うくなるようなことはない。逆に、そのような流用の痕跡を隠そうとして、
仮名遣ひを恣意的に変更することや、表現のニュアンスに合わない漢字を
当てはめて用いるように規範化することによって、日本語の日本語としての
用法を自省的に捉えることが難しくなり、言葉の表現が単に任意に置き換え
可能な「ラベル」と見なされる状態をもたらし、言葉が「ラベル」に過ぎない
なら、それを無国籍の英語/グロービッシュで全面的に置き換えても何の
不都合もないではないか、という浅薄な思想が生まれるのだ。

187考える名無しさん2020/11/29(日) 13:15:30.910
たんに射精して露出度の高い衣装を着てセックスをするだけだ。
ホモサピエンス属レベルの本能行為に国家毎の特色などあるはずがなかろう。

188考える名無しさん2020/11/29(日) 13:29:44.240
精選版 日本国語大辞典の解説
〘自サ変〙
@ 虫が冬になって地中にこもる。
※太平記(14C後)四「潜龍は三冬に蟄(チッ)して、一陽来復の天を待つ」
A 世をのがれてひきこもる。隠れ住む。隠退する。
※歌舞伎・貞操花鳥羽恋塚(1809)六立「身を蟄(チッ)し、時節を窺ふ」

189考える名無しさん2020/11/29(日) 15:31:28.240
>>187
そんなん全部調べたわけでもないのによう言うわw

190考える名無しさん2020/11/29(日) 20:58:26.970
岩崎武雄の『歴史』の方が渡邊二郎の『歴史の哲学』より読みやすい。
復刊ドットコムで投票しておこうかな。

191考える名無しさん2020/11/30(月) 03:25:02.730
三木清の『歴史哲学』様々な学者の意見を整序して自分の意見を作る際に
だいぶ自分に酔ってる感じのする文章だな。面白いが、三木清の意見を整序した
冷静な他者の文章を必要とする文章だと思う。

192考える名無しさん2020/11/30(月) 10:12:07.780
>>186
浅薄な理由から大陸文化を輸入し大陸の権威を利用してきた
政治はいつだって浅薄な動機が根底にある
政治的不都合はある
学術はただ分析して結論を出すだけで思想を持たない
分析すること自体が動機であり好奇心に動かされているだけだから

勿論英語や中国語に日本語を置き換えれば多くの人が不慣れで日常生活でさえ不都合は起きるがメリットも生まれる
多くのソフトコンテンツは輸出しやすくなろビジネスや先進的な学門の習熟も容易になる

193考える名無しさん2020/11/30(月) 10:13:58.120
NHK特集
「あるひきこもりの死」

遺族(弟)
「たしかに兄は社会に何の貢献もしなかったかもしれませんが・・」

194考える名無しさん2020/11/30(月) 14:01:44.020
未来の人間の得手勝手な過去の解釈であるw

195考える名無しさん2020/11/30(月) 14:30:46.890
だから歴史ファンは減らない。

196考える名無しさん2020/11/30(月) 19:53:44.920
得手勝手×
エテ公勝手〇

197考える名無しさん2020/12/01(火) 08:42:10.560
ネアンデルタール人にとって歴史的に重要な出来事はどのように起きたのか

198考える名無しさん2020/12/01(火) 14:53:10.590
日本語が、中国語の表現を大々的に流用するピジン言語から発展したもの
であり、そこに大量の「中国語として」の表現がさらに加わり、それらの
多くは、既にそれらが元々は「中国語として」取り入れられたことも
意識されなくなっている複合的な言語であることを認識したうえで、
旧来の仮名遣ひを用いるとともに、日本語としての表現が流用している
中国語の表現に使われていた漢字を意識して日本語を用いるなら、
日本語を母語とする人々が中国語や欧州の諸言語を理解することも、
それらの他の言語を母語とする人々が日本語を理解することも、
現状よりもはるかに容易になるだろう。

199考える名無しさん2020/12/01(火) 15:26:23.190
例えば、「じっとしている」という表現を考えてみよう。
この表現は、「じっと」+「して」+「いる」と分解され、
「じっと」は、「動かないでいる状態」を表現する擬態語であり、
「して」は、「する」という動詞の活用であり、「する」自体は、
英語の"do"に対応するものと理解されることが多く、
「いる」は、「(生物がそこに)存在する」ことを意味する動詞とされ、
この事例のように補助動詞として用いられる場合には、「その状態を保つことをする」
ことを表現するものと、一般には説明される。ただし、日本語には、「いる」と
表記される動詞は他にも多くあり、それぞれ意味が異なるので、日本語を母語と
しない人々には、そのことが迷いを生じさせるだろう。

200考える名無しさん2020/12/01(火) 16:18:58.170
これに対して、「ぢ(/じ)っ(蟄)としてゐ(居)る」と表記したらどうだろうか。
漢字の用法が中国と日本で異なっているにしても、中国語を母語として
読み書きができる人には、この日本語の表現のイメージがすぐに理解できる
はずである。というのも、日本語の「ぢ/じっと」は、ほぼ間違いなく、
現代の中国語の「執」となった表現の流用なのだから。
また、単に「じっと」は、「動かない状態」を表現すると教えられても、
そのように対応させて暗記するだけだが、「ぢ(/じ)っ(蟄)と」は、
その発音と表記から様々な関連する表現の想起を、日本語においても、
中国語においても、欧州の諸言語においても風景のようにネットワーク
として生じさせることになる。「蟄」を形作る「執」は、"to hold in the hand"
を表現するとされるので、手中に保持されている(≒being held/trapped)
イメージが想起され、すると、今度は、「ぢ(/じ)っと見る」という日本語の
表現から"behold"という英語が連想される。

次に、「して」を「する」の活用としたうえで、「する」を英語の"do"に
相当するものと説明することも、「〜している」とまとめて説明することも、
日本語の表現のネットワークを理解するのには、不適切または不十分である。
「して」や「する」におけるサ行の活用は、その用法から見て、中国語の
「使(Middle Chinese: /ʃɨX/)」に対応し、日本語としては、主として
"letting"に対応するイメージで用いられている。そのように理解することで、
この場合だけでなく、また、表向きの品詞分類にかかわらず、表現の解釈が
可能になることは既に多くの事例において指摘してきた。

201考える名無しさん2020/12/01(火) 16:19:35.720
「ゐ(居)る」の「ゐ」については、>>114で「外に出ようとする動きを抑える
様態」を想起させる発音の用法として説明した。「ゐ」は、「圍
(Middle Chinese: /ɦʉi/, /ɦʉiH/)」その他(例えば「諱」など)の日本語として
「ゐ」の発音にまとめられて認識された表現が想起させるものとしての
イメージの利用である。「外に出ようとする動きを抑える様態」を表す
ものとして「ゐ(居)る」は、英語にすれば、"stay put"に相当するような
表現であり、「日本語は、英語と異なり、存在について生物と無生物を
区別する」というような「日本語の特殊性」を想定する必要はなく、
「猫がゐる」であろうと、「窓が開いてゐる」だろうと、「変動する
ことが抑えられてゐる」と理解すればいいのであり、この理解は、
「いる」ではなく、「ゐる」と表記することによって初めて明示化されるものだ。

202考える名無しさん2020/12/01(火) 20:32:26.290
>「外に出ようとする動きを抑える様態」を表すものとして「ゐ(居)る」は、
>英語にすれば、"stay put"に相当するような表現であり

ここで、「偉(Middle Chinese: /ɦʉiX/)」や「威(Middle Chinese: /ʔʉi/)」も
「ゐ」の発音によって表現されるものとして日本語に取り込まれ、万葉仮名
としても用いられていることに留意すべきだろう。「ゐ(居)」が"stay put"
に相当するとすれば、「偉(ゐ)」と「威(ゐ)」は、いずれも「『ゐ="stay put"』させる」
作用としてイメージされたものと考えることができる。すると、「いさ(諫)める」
や「いさか(諍)ひ」は、いずれも「い」の発音の表記でのみ知られているものの、
「ゐさめる」および「ゐさか(交)ひ」として、もともとは「ゐ(偉/威)・す」という、
文献には残っていない表現から派生させられたのではないか、と想定することが
可能だろう。

203考える名無しさん2020/12/01(火) 20:47:57.470
『古事記』には、「居寤(ゐさめ)の清水」についての記述があり、
『日本書紀』には、「居醒泉(ゐさめがゐ)」についての記述があるとのことだが、
いずれの記述も民間語源説的な説明であるように見え、かなり早い時期から、
「ゐさ」という表現は意味不明となり、「ゐさ」の発音が「いさ」の発音に
移されたのだろう私には思える。

204考える名無しさん2020/12/02(水) 11:18:26.220
日本語がどのように形成されたのかを省察することは、言葉を学ぶとは
どういうことか、言葉を大切にするとはどういうことかを考えるのに
とても示唆的であるだけでなく、より広く、学ぶとはどういうことか、
学んだことを大切にするとはどういうことかについても、省みること
を要求する。

かつて、人々はどのように日本語を使ふことを学んだのか。日本語であれ、
他の言語であれ、言葉を使ふ能力を身につけることは、所与の文法と語彙を
規範として、その規範に適合しない表現を不合格とし、適合する表現を
合格とするような判定に従ふことによってではない。その規範が、
社会によって外的に与えられていると考えるにせよ、生成文法の場合
のように、「母語話者の判定」を基礎づける根底としての「普遍文法」
として内的に与えられていると考えるにせよ、そのような合格/不合格
の二分法の判定を前提にするなら、日本語は、独立した言語として形成
されることすらなく、それぞれ異なる母語を話す人々によって二次的に
用いられる片言の補助言語の地位に留まるか、あるいは、方言として
中国語に包含されることになっていただろう。

人が言葉で何かを伝えようとするとき、その結果は、声そのものが
相手に伝わらず、声を発していることにすら相手が気づかないのでない
かぎり、合格(pass)/不合格(fail)という二分法の判定ではあり得ない。
相手に声が届く限り、その結果は、何を伝えようとしているのかが
うまく伝わるか、うまく伝わらないかであり、ドイツ語で表現する
なら、"gelingen"としての伝達の「成功」か、"misslingen"としての
伝達の「失敗」である。さらに、そのように「失敗」した場合でさえ、
「うまく伝わらない」ことが相手に「伝わる」のである。
すると、「うまく伝わらない」ことが双方に分かり、双方が
「うまく伝わる」ことを求めるなら、そのための試行錯誤が行われることになる。

https://hinative.com/ja/questions/15773113

205考える名無しさん2020/12/02(水) 11:24:55.120
http://www.zeno.org/Philosophie/M/Nietzsche,+Friedrich/Menschliches,+Allzumenschliches/Erster+Band/Erstes+Hauptst%C3%BCck.+Von+den+ersten+und+letzten+Dingen/23.+Zeitalter+der+Vergleichung

Zeitalter der Vergleichung. – Je weniger die Menschen durch das Herkommen
gebunden sind, um so größer wird die innere Bewegung der Motive, um so
größer wiederum, dementsprechend, die äußere Unruhe, das Durcheinanderfluten
der Menschen, die Polyphonie der Bestrebungen. Für wen gibt es jetzt noch
einen strengen Zwang, an einen Ort sich und seine Nachkommen anzubinden?
Für wen gibt es überhaupt noch etwas streng Bindendes? Wie alle Stilarten
der Künste nebeneinander nachgebildet werden, so auch alle Stufen und
Arten der Moralität, der Sitten, der Kulturen. – Ein solches Zeitalter bekommt
seine Bedeutung dadurch, daß in ihm die verschiedenen Weltbetrachtungen,
Sitten, Kulturen verglichen und nebeneinander durchlebt werden können;
was früher, bei der immer lokalisierten Herrschaft jeder Kultur, nicht möglich
war, entsprechend der Gebundenheit aller künstlerischen Stilarten an Ort
und Zeit.

206考える名無しさん2020/12/02(水) 13:12:40.410
「人は失敗から学ぶものだ」とよく言われる。
しかし、人は、その「失敗」が「挫折(≒"scheitern")」した経験であるなら、
「挫折する」ようなことは、それを試みようとすることすらあらかじめ忌避するようになる。
「試行錯誤」とは、「成功/Erfolg」が得られるまで「挫折」の体験にもめげずに
「失敗する(≒"scheitern")」ことを繰り返すことではない。
そうではなく、「うまく行かない(≒"misslingen")」経験を幾度、繰り返しても、
「うまく行く(≒"gelingen")」ようになるまで試みを続けることである。
そうすることによって、その都度、どのように「うまく行かなかったのか」、
「(うまく行かなかったとしても)どのような結果が得られたのか」を認識する
ことによって、「うまく行くようにするには『どのようにすればよいのか』」
を探ることによって、経験から学ぶのである。
ところが、語学の教育を含め、教育制度が行っているのは、
そのような試行錯誤によって学びを促進することではない。それどころか、
適合/不適合、合格/不合格の二分法による判定によって試みが「挫折する(≒"scheitern")」
体験を繰り返させることによって、学ぼうとする試みそのものを忌避するように仕向けているのである。
そこには暗黙に、「試みがうまく行かない(≒misslingen)」経験を「挫折する(≒"scheitern")」
体験に変換して、試みそのものを忌避させようとする悪意が働いており、
単に教育の技術的な問題などではなく、意図的にダブルバインドを仕掛ける奸計なのである。

207考える名無しさん2020/12/03(木) 07:53:06.000
言葉は、表現としてつた(伝)はるようにその使用において形成される。

208e・motive(=ゑもひ)2020/12/03(木) 09:58:41.890
言葉を発するとは、どのように"e・motive(=ゑもひ)"」のか、
その"motive"が相手につた(伝)はるように演出することである。

209考える名無しさん2020/12/03(木) 09:59:36.830
誤:"e・motive(=ゑもひ)"」
正:"e・motive(=ゑもひ)"

210e・motive(=ゑもい(もひ/面覆))2020/12/03(木) 10:07:26.140
より分かりやすく修正しよう。

言葉を発するとは、どのように"e・motive(=ゑもい(もひ/面覆))"」のか、
その"motive(お・もひ/面覆)"が相手につた(伝)はるように演出することである。

211考える名無しさん2020/12/03(木) 10:11:17.110
誤:"e・motive(=ゑもい(もひ/面覆))"」のか
正:"e・motive(=ゑもい(もひ/面覆))"」であるのか

212考える名無しさん2020/12/03(木) 10:16:28.470
また、間違えた。

正:"e・motive(=ゑもい(もひ/面覆))"であるのか

213考える名無しさん2020/12/03(木) 10:30:55.680
語学の教育を含め、教育制度が行っているのは、
オウム返し以外の言葉を発することを自発的に忌避するようになるように、
あらかじめ与えられた規範に照らした適合/不適合の判定によって
威嚇することである。

214考える名無しさん2020/12/03(木) 11:08:29.610
なにかが「ゑもい」のは、そのなにかが「抑えられない『おもひ(面覆)』
の表出」として捉えられているからだろう。

日本語を大切にすることは、「ゑもい」のような国語辞典に記載されて
いなかったような表現を排除することによって実現されるわけではない。
そうではなく、そのような「新語」にも、日本語がまだ「日本語として」
形成される以前にまで遡るような「ゑ」の用法、「もふ/ひ(面覆)」という
表現が響いていることを聴き取ることによってである。

215考える名無しさん2020/12/03(木) 12:50:41.970
イヴァン・イリイチっぽくなってきたな。

216考える名無しさん2020/12/03(木) 13:07:31.820
264考える名無しさん2020/11/26(木) 18:12:23.310>>268
  
これほどの基地害は滅多にお目にかかれないだろうな


↓↓↓深夜から延々と埋め立て中

■■■■■■■■■■■クンニはナゼ美味しいのか2■■
http://2chb.net/r/philo/1606310456/l50



もう治らないと思うよ

糞5ちゃんで死んでいくだけ

217考える名無しさん2020/12/03(木) 13:44:22.410
ハラリの本めっちゃ売れてるみたいだけど、
あれちゃんと読んでる人どれくらい居るんだろう。
まあ、面白そうな本ではあるが。

218考える名無しさん2020/12/03(木) 18:38:05.630
コンスタントに本出しすぎだから

サピエンス全史に目通したくらいだけど特に得るものがないw


lud20201204054525
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ヒント:5chスレのurlに http://xxxx.5chb.net/xxxx のようにbを入れるだけでここでスレ保存、閲覧できます。

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