中高年層に起こる生活習慣病の多くは、背景に男性ホルモンの低下が関与しているという。
『さあ立ち上がれ男たちよ!』(幻冬舎)の著者で、メンズクリニック東京(東京・八重洲)の熊本悦明医師(日本メンズヘルス医学会理事長・札幌医科大学名誉教授)が説明する。
「男性ホルモンが低下すると睡眠リズムの乱れからレム睡眠が朝まで続かず、夜間睡眠時勃起が起こらなくなるので朝立ちしなくなります。
しかし、それは同時に動脈硬化が進んでいることを知らせる大切なサインでもあるのです」
動脈硬化が進むと心筋梗塞や脳卒中を起こしやすくなるが、その前触れとして現れるのがED(勃起障害)。
それは、脳に行く頸(けい)動脈の太さが直径5〜7ミリ、心臓の動脈が直径3〜4ミリに比べて、陰茎の動脈は直径1〜2ミリと最も細く、真っ先に動脈硬化を起こしはじめるからだ。
「女性は女性ホルモンの血管保護作用が強く、80歳くらいまで動脈硬化が進みにくい。
しかし、男性ホルモンはその作用が弱く、さらに分泌が低下すると動脈硬化が急速に進行します。
実際に、男性ホルモンが低下している男性にホルモン補充療法をすると、動脈硬化がかなり改善することが少なくありません」
朝立ちの有無は、ムスコが体の状態を教えてくれる親孝行の報告なのだ。
さらに男性ホルモンは、体内でさまざまな健康維持に関わっている。
「男性ホルモン値の低い認知症男性に男性ホルモンを投与すると、認知能力が改善することが東大の研究グループによって確認されています。
また、認知症の女性に男性ホルモンを投与すると、進行が抑えられたという報告もあります」
他にも骨粗鬆症、内臓脂肪型肥満による糖尿病・高血圧・高脂血症など、中年以降に発症する病気の3分の2くらいは、ベースに男性ホルモンの低下が関与しているという。
「人の細胞内のタンパク質の立体構造は、加齢やストレスによって崩れます。
それを遺伝子に働きかけて修復・再生するのが男性ホルモンなのです。
ですから男性ホルモンの補充療法は、加齢による病気の予防・改善につながるのです」
50代からは健康のために男性ホルモン値をぜひ測ろう。
以下ソース
http://www.zakzak.co.jp/love/news/20160602/lov1606020830001-n1.htm
★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/