なぜ彼らは童貞のままなのか?ここまで増加した背景とは?
青少年期のトラウマ、学歴競争からの転落、理想の女性像への強いこだわりなど、さまざまな問題を抱える彼らの声を取材した。
名門、東北大学を卒業後、企業の研究職に就いた佐々木佑輔さん(仮名・37歳)。誰もがうらやむ高学歴の持ち主だが、熾烈な学歴競争に巻き込まれた結果、いまだに「中年童貞」に陥っているという。
「中学高校と勉強漬けの日々で、セックスなどは考えたことがありませんでした。
大学卒業後に入った細胞科学の研究室でも、とにかく仕事に没頭していましたね」
「勉強ができる」ことだけを誇りに生きてきたという佐々木さんだが、やがて転機が訪れる。
「大学までいつもテストは1番でした。それが、所属先の研究室が天才だらけで打ちのめされて……。
たとえば僕がひとつ話したら、被せるように10の事例と次の展開予測を瞬時に出してきたりする。
『もうちょっと考えてから言葉にしろよ』って何度もバカにされました」
常にエリートと言われてきた佐々木さんの自我は崩壊した。
「ある朝、立ち上がったときに、身体から全部の力が抜けて倒れ込んでしまいました。いつの間にか精神的にキテいたんだと思います。
そのまま無断欠勤。同居する親に理由を尋ねられても無視して、その日から2年間、家から出ずに引きこもったんです。
昼夜の感覚が変になって、深夜や早朝にやってるアニメを観て過ごす日々。職場復帰は考えられませんでした」
そんな佐々木さんは一昨年の春、塾講師に就職。
そして、驚くべきことに35歳にして、人生初のオナニーを経験したのだ。
「生徒である女子高校生の肉づきのいい足を見て、彼女を思い出しながら初めてオナニーをしました。
こんな気持ちいいことがあったのか、と感動しましたね」
そして性の目覚めが驚異的に遅れた原因もまた、受験にあった。
「勉強続きでオナニーするという発想がなかったです。
大人になっても職場で受けたストレスのせいか、何もせず布団でうずくまることばかりでしたし」
以来、生徒をオカズにするそうだが、良心の呵責はないのか?
「ヒヨコは最初に見た対象を親と認識しますよね。
僕も同じで性の対象は最初にオカズにした女子高校生年代だけ。
他の出会いや風俗にはまったく興味がないですね」
以下ソース
http://nikkan-spa.jp/1236543
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