![【海外】妊婦に席を譲る?譲らない? 妊婦になりきった女性がロンドン地下鉄車内で実験 その結果は?―イギリス[07/07] [無断転載禁止]©bbspink.com YouTube動画>1本 ->画像>2枚](https://www.thesun.co.uk/wp-content/uploads/2018/07/NINTCHDBPICT000417830572.jpg)
都心の交通機関は常に混雑しているが満員になりがちな車内で、はたしてどれほどの人が妊婦に気遣いを見せるだろうか。このほど英ロンドン市内の地下鉄で、ちょっとした実験が行われた。『The Sun』『indy100』などが伝えている。
2児の母でありブログ「Mother Pukka(マザー パッカー)」を運営しているアナ・ホワイトハウスさん(36歳)は、妊婦を応援する「#ExpectingChange」のキャンペーン大使でもある。このたび妊娠中のスキンケアメーカー「Mama Mio(ママ・ミオ)」が委託したリサーチに参加して、ロンドン地下鉄で実験を行った。
リサーチでは日々交通機関を利用している2,000人を対象に調査が行われ、「もし妊婦がいたら席を譲るであろう」と答えた人は10人のうち6人だった。しかし4人に1人は「妊婦らしき人を見ても、妊娠していない可能性もあるかと思い実際に席を譲らなかったことがある」と答えている。そこでアナさんは実際に大きなお腹を抱えた妊婦のフリをして、冷房設備のない暑く混雑した地下鉄車内に乗り込んだ。
アナさんの実験では、席を譲ってくれたのは10人中4人のみだった。5人目の男性には、アナさん自ら「譲ってもらえないかしら」と声をかけて初めて座ることができた。アナさんは車内でいかにも辛そうにお腹をさすったりして「私は妊婦」という雰囲気を出すように努めていたが、それでもほとんどの人がスマホに夢中になっていることを知り、その事実にショックを受けた。
「妊娠は繊細なものです。私も妊娠初期に特に感じたのですが、暑くて混雑した狭苦しい車内では心身ともにストレスが溜まってしまいます。もし座ることができたら、妊婦にとっては本当に楽なのです。ですが、座っている人たちはスマホに夢中になっていて周りを全く見ていないか、こちらが促さない限り席を譲ろうとはしません。今回の経験から言うと、席を必要とする人はバッジを付けたり、席を譲ってほしいというアイコンタクトを取ることをお勧めします。それでも譲ってもらえなければ、黙って我慢する必要などなく『譲ってほしい』と頼むべきです。」
リサーチによると、妊娠後期の女性には席を譲るべきだと回答した人は18%、妊娠中期の女性に対しては11%の人が席を譲るべきと答えた。しかし妊娠初期の女性は見た目ではわかりにくく、わずか2%のみが席を譲るべきと答えている。また10人中3人は、明らかに妊娠しているとわかるまで席を譲る必要はないとも回答した。この結果について、妊娠中の女性には席を譲るのが当然と考える「Mama Mio」のナタリー・カウリーさんは驚きを隠せない。しかし乗客によっては「席を譲る行為で逆に相手を不快にさせたりするかもしれないと思うと怖くなってしまうために、結局譲るのを止めてしまう」という人もいるようだ。また、約60%の人が優先座席のマークをもっとわかりやすくし、駅でもポスターや写真などを掲示すべきだと答えている。
さらにリサーチでは、英国民の3分の2が交通機関でのマナーをわきまえていないと考えていることも明らかになった。車内で大音量で音楽を聴く人や座席に荷物を置いて余分な座席を占領している人、座席に足を乗せる人など車内でのエチケットも問題視されている。しかしリサーチ結果では、5人に1人がこうしたマナーを守っていないことが事実として判明した。
続く
以下ソース
http://japan.techinsight.jp/2018/07/ellis06140705.html
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